北海道に時差はない(1)


北海道に時差はない(2)


(「野宿野郎」5号より転載)

前略、



 野良のシャム猫はあまり見たことがないですね。血筋のいい動物はすぐに誰かが保護してくれるのでしょうか。もう飼い主のところに戻った(戻された)かな。そういえばこのあいだ公園で野良インコ見かけたな。

草々

「画」カテゴリーのブログ投稿

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前略、

 多摩川焚き火大会の場所探しのため、自転車でうろうろしていたらいくつかの発見があった。まず普段はあまり走らない右岸でこんなもの。


 稲城市が屋外スポーツ施設を作っていた。この手のスケイト(インラインスケイト・スケイトボード)の専用の場所は東京でもそんなにたくさんはない。広くはないが、バンクやちょっと半端なハーフパイプもあって、しかも自由に使えるようだ。(訂正します登録制だそうです。市役所・緑と建設課緑と水の係へ)
 バンクを試すほどの上級者じゃない場合は、土手沿いの舗装道路が車両通行禁止になっているので練習できる。
 その他、グラウンドや屋外プールがあった。素晴らしい。どこかから予算を引っ張りだしてきたのだろう。場所はこの辺だったと思う。

 さらに上流に進んで、バードウォッチャーには有名な大栗川との合流点あたりでこんなもの。



 バードウォッチャー・ウォッチングもばかばかしくてなかなか楽しい。下の木は自然にできたようなのだが、どういうふうにこうなるのかはさっぱり分からない。ひょっとしたら増水したときにひっかかっただけかな。なかなか芸術的だ。そして…、



 多摩川に鷹匠ですよ。近くの人にはおなじみなのかもしれないが、ぼくはびっくりしました。ただ、鷹匠か鷹、またはその両方がまだ修業中なのか、鷹匠が自分のところに飛んでこいと声をかけているのに、鷹は知らぬ顔をしていました。



 最後にロストペットチラシと見守る野良猫でした。

草々

前略、


 つつじが丘にて、川西杏さんのライヴ会場に行く途中で発見。力強く、作者のエネルギーが伝わってきます。くっきりと美しい文字の繊細なタッチは素人とは思えません。力作です。

草々

前略、

 東京外国語大学の大学祭「外語祭」へ行った。
 外国語大学なので民族色豊かな催し物が多い。屋外では民族料理の模擬店、屋内では民族音楽、舞踊、そして外国語劇。
 料理は、チェコのグラーシュ(シチュー)、フィリピンのお粥(名前忘れた)、ギョーザ、ピロシキなど食べ(日本人学生が作っているので味はまあそこそこ)、外国語劇はインド公演もしたというウルドゥ語劇を観た(字幕あり)、写真はベリーダンス部による悩殺舞踏(200円なり)。11月23日まで。

草々

前略、

 去る11月12日、つつじが丘にある調布市役所神代出張所児童館で川西杏ライヴが行われた。
 素人カラオケ大会につづき、川西杏登場!
 正式なタイトルは分からないが、「とっぱれつでん」「すずきくにおのうた」「しんせんぐみのうた」「たいぞうのうた」などをくちパクで熱唱した。
 今後の活動から目が離せない。

草々

前略、



 またしても逃亡したペットがでたようです。このオカメインコには日本には珍しい懸賞金が付いています。なんと5万円! オカメインコはペットショップではいくらくらいするものなのでしょう。犬、猫ならともかくインコでも飼い主は個体の区別がつくのでしょうか。このインコは名前と住所はしゃべらないのでしょうか。
 これで思い出したのは「松医者」という落語。桂米朝版しか聴いたことはありませんが。

 ご隠居の盆栽の松が枯れかかっていて、植木屋も見放してしまった。それをを大事にしているご隠居は自分の寿命もこの松といっしょに終わるに違いないとひどい落ち込みよう。
 ご隠居の知り合いからそのことを聞いた男が、自分を植木の医者だとうそをついて紹介してくれと頼む。その男、ご隠居の松をかなりの重症で入院が必要といって持ちかえると、そこらじゅうかけずりまわって、似たような松を探し当てて、ご隠居の松の記憶も薄れた頃合いを見計らって、治りましたと持っていった。
 ご隠居はたいそう喜んだ。男はいい薬をたくさん使ったのでと高い料金を請求する。ご隠居は高いと思ったが、自分の大事な松が元気になったんだからと納得する。しかし…。
「高うてきつい薬を使いすぎたんではないか?」
「なんでです?」
「きが違うてしもうた…」

草々
 

前略、


 「Lost: Lost and Found Pet Posters from Around the World」
(by Ian Phillips) は逃げてしまったペットを探すため(と保護したペットの飼い主を見つけるため)につくられたチラシを世界中から集めてまとめた本です。
 大事な家族の一員がいなくなって必死な思いで書かれた手書きのチラシはどれも胸にせまるものがあります。特に幼い子供の字で書かれたものはそれだけで泣けてきます。逆に大きい大人があまりにも大げさにペット(アニマル・コンパニオン?)に執着をみせているチラシでは少しひいてしまいます(そんなおまえがイヤで帰ってこないんじゃないのと憎まれ口を叩きたくなります)。
 どこの国でも愛するペットをさがす思いは同じなのですが、外国(この本では北米のものが中心)のチラシは、日本のものと違い、懸賞金が付いているものが多く、「理由はなにも聞かない」などと書いてあるものがよく目に付きます。ドライで犯罪や訴訟の多いお国柄ということでしょうか。また、保護したペットの飼い主を探すチラシが多いのも日本との大きな違いでしょう。
 英語の本で、英語以外のことばで書かれたチラシには英語の翻訳がついているものもあります。また日本の出版社から翻訳(「LOST ロスト」)も出ています。
 下の写真は最近見つけて撮ったペットさがしポスターです。

草々

 
 

前略、

 この手の看板を見慣れている人なら分かると思いますが、この看板はバックにあるマンションに対して訴えかけているのではなく、バックにあるマンションの住民が隣地に建設予定のマンションに対して行っています。多摩川沿いは近年、マンション建設ブームでこの手の看板をよく見かけます。
 ひとつひとつの文句にいちいちツッコミを入れる必要もないと思います。多摩川沿いのマンションではありませんが、呪縛霊を持ち出すくらいの有無を言わせない説得力が必要でしょう。
 建設予定のマンションは18階建て、文句を言っているマンションは8階建て。まわりにはもちろんふつうの2階建ての個人の住宅もあります。

草々

 

前略、



 先に行われた衆議院議員選挙で東京22区から期待の新星が登場しました。東京1区の唯一神、参議院選にも出た又吉イエス様には遠く及ばないものの、泡沫候補のプリンスとして期待できる、無所属、25才、無職!(届け出資料より)です。
 25才無職で供託金300万円をどこから調達したのかが気になるところ。郵政改革ならぬ声優改革を標榜していました。
 結果は、無党派層のオタク系若者の支持を受けたのか、イエス様の1500票余りをはるかに超える2400票以上を獲得。堂々の第4位で落選しました(供託金没収 orz)。
 将来の衆参議院議員選挙や都知事選、狛江市長選挙などでの活躍が期待されます(また供託金がたまればですが…)。

草々
 

前略、

 今日は蒸し暑いね…
 と自分で言ったから、6月26日は二日遅れ(去年比)でエアコン記念日
 
 でもその前に、「露天風呂の日(6・26)」だそうです。
 その一週間前の6月19日は「野宿の日(のじゅく→の19→619)」という訳で、世界の野宿界をリードする雑誌「野宿野郎」主催で第一回野宿大会が井の頭公園で催されました。ぼくはミャンマーの民族衣装ロンジーで参加しました。
 一人の逮捕者も出すことなく無事大会を終えたことを報告します。
 次回は9月19日か?

草々