Dev-Team BlogのPwnageTool 3.1で、初代アイポッド・タッチをジェイルブレイク。
 いままでになくすんなりできた。アイチューンズ9でジェイルブレイクできる。
 アイチューンズ9が、新ファームウェア(公式のね)をダウンロードした時に古いファームウェア(ジェイルブレイク用のも)を全部勝手に削除しててショック(許すまじ!)。よそのフォルダーにあらかじめ退避させておけばおけば大丈夫なのではないだろうか。
 パワーPCのUSB1.1しか付いていないタイガーのマックでも時間はかかるが問題なくジェイルブレイクできた。
 3.1になってアイポッド・タッチからバックアップするデータが増えたのだろうか。同期にとっても時間がかかる。
 新機種ではいろいろ対策が施され、ジェイルブレイクが難しくなっている模様。ジェイルブレイクしたものからしか、新OSのジェイルブレイクはできなくなるのではという話もある。そうなるとジェイルブレイクの未来は厳しい。いたちごっこは続くのか。


 バルト三国にいったのは一九九三年のことだった。
 エストニア、ラトヴィア、リトアニアのバルト三国が独立したのは一九九一年のことでそのときから注目はしていた。旅人は新しく独立した国や個人旅行が許されるようになった国などがあると行ってみたくなるものなのである。しかし当時バルト三国の旅の情報は少なく、英語のガイドブックにようやく少しずつ情報が載りはじめたというところだった。現地の近くまで行って何の情報も入らなければ行くのはあきらめようと思っていたのだが、ポーランドのワルシャワまで行くと少しずつ情報が入り始めた。ユース・ホステルには同じくバルト三国へ入ることを計画している女性がいたし、掲示板にも情報が張り出されていた。そしてそこのユース・ホステルに滞在中にバルトから帰ってきた旅人がきたことによりぼくはバルト三国に行くことを決めた。
 リトアニアの首都ビリニュスは一番高い建物が教会の尖塔というような田舎で、ラオスのヴィエンチャンが大都会に見えるほどといえば東南アジアをよく旅する人たちには分かりやすいかもしれない。
 ラトヴィアの首都リガはかなりロシアっぽい都市で、この三国ともそうだったが花屋が多かったのが印象に残っている。
 エストニアの首都タリンは三国の中では一番進んでいる町だった。フィンランドが海を挟んですぐ向かいでそこのテレビやラジオを常に見て聞いていたというのも関係があるらしい。エストニア語とフィン語は同じ語族に属していて、互いに理解し合えるほど似ているらしい。それらのお手本を長年見ていただけあってか、独立後の彼らは変化も早かったようだ。独自のなかなかかっこいいファスト・フードの店がすでにありパスタやアイスクリームなどを売っていた。
 タリンの旧市街はとても美しかった。小さな丘の上に立っている坂の多い旧市街はとても絵になった。もう今はかなり観光地化されてしまったと聞いているが当時はまだそれほどでもなかった。
 旧市街を観光中、日本人の若い旅人にあった。彼はフィンランドから船で入ってきたということだったが、彼のこの国の情報源は日本で買った「ソ連」のガイドブック(バルト三国に関するページが数ページ含まれている)だったので安宿の情報などは全くなく、来た時は安宿をかなり探しまわったそうだが、見つからなかったので仕方なく旧ソ連系の国営ホテルだったところに大枚五十ドルも払って泊まっているとのことだった。
 彼はその日のうちにフィンランドに帰るということだったので、ぼくが四十クローニ(約三百六十円)の宿に泊まっていることは内緒にしておいた。

 ガイドブックのない旅にあこがれる。
 たいした計画も立てずにガイドブックも持たずに旅立ち、その日の気分で適当な乗り物に乗り、気に入ったところで降りて、地元の人の話を聞きながらどんなふうに過ごすか決めて…。
 でも多分次の旅をするときもいろいろ調べて計画を立ててしまうに違いない。

草々

(「野宿野郎」1号より転載)

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 アイポッド・タッチのタッチインターフェイスでは、素早いボタンさばきの必要なアクションゲームはプレイしづらい。ボタンの場所もボタンを押したか押してないかも指先の触覚で判断できないからだ。
 アイポッド・タッチにはじっくり考えてプレイする思考ゲームが合っている。



 思考ゲームといえば「チェス」。ネイティヴソフトなのでタッチしてプレイできる。でも、ルールがよく分かっていない。
「ドミノ」同じ数字のコマをつなげていくらしいが、単純すぎていまいち。
「囲碁」これもタッチして打てる。盤面の大きさも変更可能。囲めばいいくらいのルールしかわかっていないので、ゲームの深さが実感できない。



「バックギャモン」これはまずまず遊べる。ルールは単純だが戦略はいろいろ。
「華容道」日本では「箱入り娘」と呼ばれているゲーム。コマをスライドさせて一番奥のでかいコマを外に出す。もちろんタッチ対応。
「ラビリンス」これまでのはすべてタッチインターフェイスに対応したネイティブソフトだったが、これはアイポッド・タッチの加速度センサーに対応したゲーム。本体を水平に持って、少しずつ傾けて穴に落ちないように球を動かしゴールに導く。

 と、アイポッド・タッチに対応したゲームはいろいろあるが、いまのところ、一番よくやっているゲームは、ゲームボーイ・アドバンスのエミュレーターの「gpSPhone」でやる「麻雀」だ。エミュレーターなのでABボタンなどに対応した場所をタッチしてプレイするのだが、ちゃんと牌にタッチしてやるネイティヴの麻雀ゲームがでればうれしいなあ。



 上記ゲーム(麻雀以外)はインストーラーからダウンロード可能(ジェイルブレイク必須)。


 正月にぼくが管理しているもうひとつのウェブサイトの母体がテレビで取り上げられた。
 深夜だったが、かなり全国的にネットされていたようで放送直後から怒濤のアクセスが押し寄せた。テレビに取り上げられるのは二度目で前回は関西ローカルだったが、放送当日のアクセス数はそれに比べても数倍、いつもの平均的なアクセス数に比べると20倍以上だった。
 サイトには各ページにアドセンスの広告を貼っているが、その広告のクリックも放送当日はアクセス数に比例して15〜20倍ほど増えた。人気があるといわれる有名なサイトはさらにこの10倍はアクセスがあるというから、個人で管理しているサイトならその広告収入だけで生活していくぐらいは稼げるというのもうなずける話だと感じた。
 アクセス数が爆発的にあがったといっても、きっかけがテレビの場合は覚めるのもあっという間である。本当に爆発的なのは放送直後の数時間で、数日はいつもより多いという状態がつづくが、そのうちに何もなかったかのように元に戻ってしまう。
 現在のところ、テレビ放送後一週間も経っていない状態なので、放送前の2〜3倍のアクセスという状態を保っている。新規のお客さんが付いてこの状態が定着してくれるとうれしいのだが。


snap_223835.png
アイポッドタッチのスクリーンショットを添付してみます。


 アイポッド・タッチの新しい1.1.3のファームウェアに対応したジェイルブレイクの方法が公開された。
 しばらく様子を見てからにしようと思っていたのだが、事前に流れてた噂のわりには簡単そうなので試してみることにした。
 ワイファイ経由でできるので簡単。やり方は割愛。
 結果は…、う〜ん、微妙。一応、1.1.3でジェイルブレイクされたことは間違いないのだが、なぜか1.1.3の新機能であるアイコンの再配置ができない。ウェブクリップもできない。なぜだろう。
 さらに1.1.2で使っていたメールなどのアイフォン用のソフトが使えない。お金を払って買わないといけないようだ。
 コマンドラインのソフトを起動するとパスワードを求められ、何を入力しても動かない。
 ジェイルブレイクの仕方が悪かったのかもしれないが、これでは1.1.3にした意味がないので、元に戻すことに。
 が、その前に、本来の素の1.1.3の姿もみておきたいと思って、普通に1.1.3に復元してみた。
 が〜ん…。なんで…。
 アイコンの再配置ができない。ウェブクリップもできない。
 本来の1.1.3のはずなのに。全く訳が分からない。
 しようがない。やっぱりもとに戻そう。
 と、いっても、ジェイルブレイクした1.1.2に簡単に戻せるわけではない。いったん、1.1.1にしければならない。
 まず、ここではまる。
 1.1.1に復元できない。ふつうはリカバリーモードなどにしてアイチューンズにつなぎ(詳細は割愛)、オプションを押しながら復元を押し(マックの場合)、ダウンロードしておいた1.1.1のファームウェアのファイルを指定すればいいのだが、復元を押して、ファイルを読み込んだところでエラーになってしまう。とりあえずこれを回避するために、
 アイチューンにつなぐ。
 ボタンを両方長押し。
 アイポッドがアイチューンズのウィンドウから消えた時点で、スイッチ(上)のみはなす。
 アイポッドの画面が消え、リカバリーモードの表示が出る前にホームボタンをはなす。
 これで、アイチューンズに復元の表示がでたら(アイポッドの表示は消えたまま)、だいたい1.1.1への復元はエラーが出ず、うまくいく(ような気がする)。
 これで1.1.1にして、ジェイルブレイク(詳細割愛)。
 OktoPrepをインストールして、1.1.2にアップグレード。
 ここでややはまり。最新バージョンでないバージョンにどうやってアップデイトすればいいのか。
 答え。オプション押しながら(マックの場合)、アップデートを押すと、ファームウェアの選択ができるので、ダウンロードしておいた1.1.2のファームウェアのファイルを選択する。
 ここでさらにはまる前にネットの記事に気が付いた。最新のアイチューンズ7.6で1.1.2にアップデイトするとあらかじめ仕込んだOktoPrepが回避されてジェイルブレイクできないらしい。
 自分かしこい。こんなこともあろうかと、前回のアップデイトの時に古いアイチューズをファイル名を変えて保存してあったのだ。
 そのままだと起動しないので、アイチューンズライブラリーを別のところに退避させて、起動。アイポッドを1.1.2にアップデイト。
 さらに1.1.2をジェイルブレイク(詳細割愛)。
 また、はまる。深くはまる。
 ジェイルブレイクが完了したところで、アイポッドがリカバリーモードに入ってしまって、どうしようもなくなってしまう。というか復元するしかなくなってしまう。
 なんで。はじめてこの方法でジェイルブレイクしたときはなんの問題もなくできたのに。
 ここで、1.1.1と1.1.2の間を何度も迷走。
 1.1.2をジェイルブレイクするジャヴァのファイルを日本語のパス名のあるところに置いちゃいけないというので、これかと思ってやり直したがやはりだめ。
 結局、ジェイルブレイクするジャヴァのファイルにバージョン違いのものがあるらしく、それを試したらうまくいった。
 無事、元にもどる。といっても、曲やビデオ、写真、ファイルはもう一度入れ直し。

 この後、じつはもう一周、1.1.2→1.1.3→1.1.1→1.1.2とやったのだが、割愛。
 アイフォン用のソフトがあれば、今のところ安定してるジェイルブレイクした1.1.2で満足。SDKが出た後の次のヴァージョンまで様子見かな。
 でも、ふつうに1.1.3にしてもアイコンの再配置などができなかったのはショック。ちょっと不安が残る。
 1.1.3→1.1.1は古いアイチューンズ7.5があれば普通にできる(たぶん)。


前略、

 今回は本番とほぼ同じ荷物を積んでの予行演習。朝7時半ごろ出発。
 いつものように多摩川をさかのぼり、浅川に入り、八王子をすぎ、JR高尾駅の横を通り、京王高尾山口駅で休憩。高尾山へ登る人たちが大勢。
 ひと休みして出発。本日のハイライト、大垂水峠越え。といっても東京側から上ると緩やかな上り坂が長く(5キロ強)続く。それでも途中何回も停止して休みながら上る。峠到着。
 坂を下りると相模湖と津久井湖のあいだに出る。相模湖には行かず、相模川を下り、津久井湖方面へ。といってもこれらの湖はダム湖なので山の中を走っているのと同じ。ダム湖だと分かっていても、ついふつうの湖と川のある風景を想像してしまってギャップが甚だしい。走っていても全くつまらない、車の多い、上り下りの多い車道を走る。城山ダムの近くまで来ると公園があってやっとひとここち付くが、最初のダム湖周辺で一泊目というプランは捨てて先に進むことにする。
 小倉橋直下の相模川左岸を川沿いに進むと大きな中洲があり、さらに下流に進むと市立相模川自然の村とかいう施設に着く。中洲は全面畑になっていて橋で渡れる。自然の村にはキャンプ場があった。最初はそのまま通り過ぎようとしたのだが、下流への川沿いの道はなく、下るには山の坂道を上らないと本線に合流できないことが分かって、坂道はもう辟易していたのでその辺りで泊まれる場所をさがすことに。
 キャンプ場は有料で1〜10人まで1000円という大ざっぱな料金。たいした付随施設もないのでトイレを借り、水筒に水だけ入れて他をさがすことにする。中洲にもそれほどいいところはなく、中洲から見えた川原がよさそうだったのでそこにテントを張ることにする。
 実際はけっこう石がごろごろしていていいところとはいえなかったが、石の少ない平らなところをさがしてテントを張る。腹は減っていたのだが、峠越えなどで疲れて何もする気がしなくてぼっーと寝ころびラジオを聴く。夕方になるとちょっと元気が出てきたので持ってきていたガスストーヴでお茶を沸かし、ご飯を炊いて夕食を作る。食事が済んでもまだ七時前だったが寝た。[本日の走行距離:65.64km]

つづく


オリンピックの動画を保存する。
北京オリンピックの時点で民放のgorin.jpとNHKのサイトがある。
ウインドウズだと簡単、「GYAO&Tver動画ダウンローダ」で両方落とせる。べんりでいいなあ。
マックだと、Chrome系ブラウザーエクステンションの「CocoCut – video downloader」とかを入れて、m3u8ファイルを落として、VLCで「変換とストリーミング」から落とせますが、落とせるのはgorin.jpのほうだけでした。
VLCで落とすと時間がかかるのが困りもの。ClipGrabだとダウンロードは早いのですが、映像だけとか、音声だけとかのファイルしか落とせませんでした。別々に落として、クイックタイムで合成するという方法もあり。
TVerならマックでもClipGrabでURL入れるだけで落とせます(TVer内のgorin.jpの動画はだめ)。


 アイポッド・タッチのカレンダーとグーグルカレンダーの同期にはずっとヌエヴァ・シンクを利用していたのだけれど、iPhone OS 3.0 が出たことで過負荷になったらしく、サービスがダウンしてしまったので、グーグル・シンクを試してみることにした。
 両方ともエクスチェンジ・サーヴァーを利用した同期なので、双方向にプッシュできる。

 グーグル・シンクの設定は「Calendar & Contacts Sync : Set Up Your iPhone or iPod Touch – Mobile Help」を参照。

 設定するとアイポッド・タッチのカレンダーにグーグル・カレンダーが表示される。
 しかし、デフォルトのカレンダーしか表示されない、複数のカレンダーを利用している場合はどうするのだろう。
 とっても分かりにくいのだが、アイポッド・タッチのウェブ・ブラウザーで
http://m.google.com/sync
にアクセスすると、そのページで表示するカレンダーを設定できる(「Calendar & Contacts Sync : Choose Which Calendars to Sync – Mobile Help」)。
 このページは日本語表示だと機能しないので英語表示に変更しなければならない。

 すると、アイポッド・タッチのカレンダーにいくらでも(OS 3.0だと25個まで)グーグル・カレンダーのカレンダーが表示できる。ヌエヴァ・シンクより軽いかもしれない(直だから当然かな)。


前略、

 よそのウェブログでアウトドア用品のウッドバーニング・クックストーヴの記事を書こうと思って考えていたところ、そこのウェブログでは、その前にもセルフインフレータブル・マットなどとカタカナをずらずら並べていたので、なんとかならんかと日本語訳を考えてみた。
 で、結果、「たき火コンロ」でいいんじゃないかと納得していたとき、ふと思った。
「コンロって何語?」
 辞書で調べてみたら、なんのことはない紛うことなき日本語なのだった。カタカナで書かれることが多いのでどこかからの外来語かと思ったら、「焜炉」と書くのだった。
 このコンロに最も近い英単語が「ストーヴ(stove)」なのだが、この単語は結構、意味が広い。もちろん暖房器具のストーヴもそうだし、温室などという意味もある。暖めるものといった意味の単語のようだ。
 ストーヴの日本語の意味の中に「レンジ」というのも入っていた。で、再び思った。
「レンジって何?」
 日本人がレンジといってすぐ思い起こすのは「電子レンジ」だろう(オレンジレンジなんていわないでね)。電子レンジは英語で「マイクロウェイヴ(microwave)」。極超短波を利用した調理器具だからだ。正式には「マイクロウェイヴ・オーヴン」というらしいが、どっちにしてもレンジという言葉は入っていない。
 60年代生まれの人なら、レンジといえば「ママ・レンジ」を思い出す人も多いだろう。子供用の小さな調理器で、実際に小さなフライパンでホットケーキなどが焼けるという、当時の子供たちのあこがれの高級玩具だった(さあ、みんなであのCMソングを歌おう♪)。
 辞書で調べてみると、日本語と英語(range)の両方とも(英語の方は「連なり、山脈、範囲、射撃場」などの意味のあとだったが)ほぼおなじような説明だった。
「天火のついた料理台」「天火のついた料理用ストーヴ」
 最初、この説明ではさっぱりイメージがわかなかったのだか、「天火」がすなわち「オーヴン」であると気付いて、やっと納得がいった。
 アメリカなどのテレビドラマによくでてくる、ケーキやパイや七面鳥を焼いたりするでかいオーヴン、あれの上にはコンロがついていた。ぼくも数ヵ月だがカナダでアパートメントを借りていたことがあるが、そこにも上に四つくらい大きさの違う電気のコンロが付いたでかいオーヴンが確かにあった。そうか、あれ全体を「レンジ」というのか。
 つまり、電子レンジのレンジは全くの誤りであるということだ。電子レンジも天から熱線(赤外線)とは波長が違うだけの極超短波という電磁波を照射するのだから、あれはオーヴンといって間違いではないのだ。
 そして、ママ・レンジを見よ! その小さな電気コンロの下には何がある。全く機能しない飾りではあるけども、そこにはれっきとしたオーヴンのふたがデザインされているではないか!
 ああ、60年代後半、ママ・レンジは子供たちに正しいレンジの姿を教えようとしていたのに、そのママ・レンジの長年にわたる血のにじむような努力を、魔法の道具である電子レンジは木っ端みじんに打ち砕き、ほぼすべての日本人に誤ったレンジのイメージを植え付けてしまったのだった。
 ママ・レンジにはいくら謝っても謝りたりないくらいだ。本当に申し訳ない。
 悪魔の道具、電子レンジよ、恥を知れ!

[ママ・レンジお詫びリンク 1・2・3]

草々


 このところのバッジづくりブームもそろそろ下火になりつつあるが、いろいろ作ってみた。
「Simplify, simplifyバッジ」「ヒマラヤンサイクリストバッジ」「カネゴンバッジ」など。


「今のところ1.1.2で満足」
 などといっていたのですが、再び、1.1.3のジェイルブレイクをしました。
 三度目。毎回違うやり方でやっています。
 最初はFTPでルートにファイルをコピーして、ターミナルで起動させるやつ。
 二度目はインストーラーからインストールして、そのまま起動するやつ。
 今度はインストーラーからインストールするとアプリケーションとしてアイコンが出てくるやつ。インストーラーの「System」のところにある「Official 1.1.3 Upgrader」だったかな(1.1.3はジェイルブレイクのソフトが乱立していて分かりにくい)。
 今回のアプリケーション形式のやつが一番ストレスがなかった。常に画面に進捗状況が出るのでちゃんと動いているか、終わったかどうかが分かりやすい。
 毎回、ジェイルブレイク自体は問題なくできる。
 まずは、アイコンの再配置、ウェブクリップ、公式にアイポッド・タッチで使えるようになったソフトの処理。
 インストーラーのソースに http://ipodtouchmaster.com/files/repo.xml を加え、出てきた「The iPhone 1.1.3 Apps」をインストールすると、全部出てきた。
 1.1.2の時にアプリケーションフォルダーを大きいパーティションに移動させていても、1.1.3のジェイルブレイクをすると、本来の場所にまたアプリケーションフォルダーができて1.1.3のデフォルトのソフトが収まっている。移動させたアプリケーションフォルダーも残っているので、1.1.3のソフトを大きいパーティションの方のアプリケーションフォルダーに移動させて、シンボリックリンクを張りなおす。
 あと、ターミナルのパスワード問題や「Services」のSSHの切り替えの不具合などいろいろとパッチを当てなくてはならなかった。mobile フォルダーのアクセス権の変更とか。このへんはそのうち全部一度にやってくれるようにはなるのではないだろうか。
 今回はやっと満足できる状態になったのでこのまま使おうと思います。




 関西在住者にはなつかしい「びわ湖タワーへ行こう!」のテレビコマーシャル。
 ついにたどりついたらつぶれていた。
 元世界一の観覧車は錆びていた。

びわ湖タワー – Wikipedia


総務省による大手キャリアなどへの禁止行為
「回線契約とひも付く端末購入時における2万円を超える利益提供」

つまり、端末のみ購入の場合と、回線契約をした端末購入との価格差が20000円以上あってはならないということ。
ケータイ販売店が回線契約に伴いいろいろなんだかんだサービスや割引をして1円で売り出された端末は、回線契約なしの端末のみの場合はプラス22000円(税込)で買えるということ。
端末だけの販売を拒否することも禁止されています。

1円で買えるようになってる端末はだいたいは中級か型落ちのたいしたことないスマートフォンが多いのですが、たまにそこそこの中高級機種が出てくることがあります。
記事執筆時点ではiPhone SE(オフィシャルストア価格 62800円)やPixel 6a(同 53900円)などが1円+22000円で販売されています。
Pixel 6aは2ヶ月前に発売開始されたばかりの最新機種です。
いまはキャリアで買った端末にもSIMロックはかかっていませんから、オフィシャルストアのSIMロックフリーモデルと全く同じものです。

ただし、このいい機種の1円販売はどこの店でもやってるわけではありません。しかもネットで宣伝しているところはほとんどありません。
店頭まで行ってはじめてわかるのです。

記事執筆時点でau系の店でよくこの手の割引をしているという情報を聞き込み、自転車で近所のauショップを回ってみることにしました。

最寄りの店はダメだったのですが(9800円だった)、少し離れた店に行くといきなり1円の店が見つかりました。
ただ料金を宣伝するポスターに「入荷予約受付中」と書き足されていました。在庫がないようです。本当に本当にないようです(笑)。



つぎに比較的大きな町の駅周辺に3つもauショップがあるところへいってみました。競争があって1円のところが多いんじゃないかと思ったのですが、全くだめ。どこもしょぼい機種しか1円になっていませんでした。
さらに駅から離れた街道沿いのショッピングモール内の店に。ここは正確にはauショップではなく、UQモバイルも扱うUQスポットという店。店の規模も小さくモールの中のすみっこにこじんまりとあり、探すのも大変な店でした。

が、ここでビンゴ! みつけました。1円! Pixel 6a のほか iPhone SE も。

もしあなたが1円で他社からの乗り替えを考えているなら、なんの問題もありません。店員さんにそういえば店員さんは喜んで手続きをしてくれることでしょう。
ただぼくは回線契約をするつもりはありません。SIMロックフリーの端末のみがほしいのです。

お店は端末代が1円でも他社から乗り換えて回線契約さえしてくれれば月々の料金からどんどん取り返せるので大満足、それこそがこのキャンペーンの目的です。
しかし販売価格5万円を超える端末を22001円で売り切ってしまっては明らかに損。しかし決まりで22000円以上高くすることはできない。端末のみの販売をしないわけにもいかない。どうすれば損を減らせるか。

端末のみの販売を拒否するしかない……。

ここで店と客の知恵比べがはじまります。
まずはネットで敵の作戦を調べます。
敵の販売拒否の二大作戦は、
「在庫がない」と「割引しない」
のようです。

あからさまに「端末のみでは売らない」とはっきりいう店もあるようですが、穏便に断るには在庫がないというのが一番角が立ちません。
「割引しない」のほうははっきりいわれると、もうこちらはそれは違反だろとしかいえないので、それで押されると、こちらは総務省に通報するくらいしかやることがないかも。
ネットを見ていると、店側のあまりな態度に喧嘩腰で対抗して押し切ったような報告も載っているのですが、できれば穏便に済ませたい。

ただ相手の「在庫がない」作戦はこちらでなんとか回避することができるかもしれません。

個別のauショップのサイトに行くと、機種の予約ができるようになっているので、1円を確認したら、サイトからその機種と訪問日時を予約してしまえば、けっこう外堀は埋められます(それでもサイトの更新が遅れていてもう在庫はないとかいわれることもあるようですが)。
今回もネット予約しようとしたのですが、敵もさるもの、サイトの予約できる機種にPixel 6aが載っていませんでした。
こうなったら直接乗り込むしかありません。

実際に行った作戦で解説します。

まず店頭のポスターで1円を確認。
最初のお店ではここに「入荷予約受付中」とあったので詰んでいましたが、ここにはありません。

「Pixel 6a に変えようと思っているんですが、在庫はありますか」

ここで訊かれた店員はびっくりするほど予想通りの答えを繰り出しました。

「どういった契約をお考えですか」

質問に質問で返すずるいやり方。
もちろんここで「端末のみの購入を考えています」などと答えると、しばらくお待ちくださいと確認するような猿芝居を始め、在庫はありませんといわれるのが落ちです。
こういうずるい手を繰り出してくるなら、こちらも同じく猿芝居で返すしかありません。

「今ドコモなんで、乗り換えか新規で……」

店員さん、在庫を調べ、在庫ありますと答えてくれました。
まずは第一段階、在庫があることを認めさせることに成功。
このあと、どうでもいい質問をいくつか繰り出した後、頃を見て、

「ポスターに端末のみの購入もできますって書いてありますが……」

と今気付いたかのような渾身の小芝居。店員さんは端末のみだと1円ではありませんが、などとわかりきったことを答えてくれるので、

「端末のみだといくらになるんですか」

ここの店員さんは正直なかたで22001円ですと教えてくれた。
ひどい店だと端末のみ販売用の在庫は、回線契約用とは別になっていて在庫切れですなどと断ってくるところもあるらしい(もちろんうそ)。

「ああ、だったら端末のみでもいいかなあ……」(棒読み)

とここまでいけば、店員さんが販売を拒否することは難しいはず。

「じゃあ、端末のみでお願いします」

小芝居合戦に勝利。買えることになりました。
が、ここで思わぬ壁が突如現れました。
もともと1人1台限りとはポスターに書かれていましたが、サポートともちろん転売対策なのでしょう。購入時にau IDを作ってくれといわれました。
au IDを作るにはショートメッセージの受けられるケータイが必要なのですが、普段使っているスマートフォンはデータsimしか入っておらず、通話用の端末は家に置いてきていたのです。
au IDを作ってくれないと売れないといわれたので、その日は退散です。一応取り置きはしてくれると約束してくれたので後日受け取りに行くことになりました。
つまり、auではショートメッセージの受けられる端末を持っていないと、端末のみの購入はできないということです。お気をつけください。
ここでもこのお店は比較的良心的といっていいでしょう。取置きはできませんといっておいて、顔を覚えておいて後日来たら在庫切れですといえばいいのですから。

というわけで、日を改めて再びお店に。
最悪の場合、店員さんが代わっていてそんな取り置きは知らないととぼけられるとかがあるんじゃないかと恐れながら行きましたが、普通に買えました。22001円。

最後はau ID のほか、ダメ押しに身分証明書を求められました。もちろん持っていってましたが、回線契約のないただケータイ電話を買うだけでそこまでしますか。
そして、最初お店に行った時にはあった一括1円のポスターはこのときにはもうなくなっていました。

7月28日発売の定価53900円のPixel 6aが発売2ヶ月後に22001円で買えましたというお話でした。この店の損失は回線契約をしたユーザーの皆さんが毎月少しずつ補填してくれることでしょう。

めでたしめでたし。

(この22001円メソッドはすでに廃止されたので、このような値段で買うことはできません)


前略、


 ダホン・スピードP8という自転車を最近買った。アメリカで折り畳み自転車を主に作っているDahon社(米本社サイト)の製品。
 ヨーロッパ製の折り畳み自転車にもいいものがたくさんあるのだが、どれもかなり高くていいものはどれも十万円はくだらない。無理すれば買えないこともないかもしれないが、そんな高級車に乗ってしまうと落ち着いて自転車から離れていられなくなりそうな気がした。ダホン社にも十万円以上するものがたくさんあるが、この会社のいいところはバリエーションの多いところだ。ほんの数万円から切れ目なしにたくさんの車種があって自分に合ったものを選べる。
 スピードP8は中級車のなかでコスト・パフォーマンスが高いといわれているようなので選んだ。最初は同じ形のフレームでひとつグレードの低いヴィテスD7あたりにしようと思っていたのだが、いろいろ見ているうちにやはりちょっといいのがほしくなり、そこそこ安い店もあったのでスピードP8にすることにした。

 それまでも十年ほど折り畳み自転車を使っていたが、変速のない安物(丸石自転車のあらら)に乗っていた。折り畳み方は特に違いはないのだが、折り畳みの早さや簡便さはかなり違っていた。ダホン車の折り畳み方法は極々一般的なもので、サドルを下げ、ハンドルとフレームを二つ折りにするものだが、ハンドルとフレームを固定から開放するシステムが洗練されていて楽なのと、サドルを下げたときにサドルポストの下端がフレームから出で車体を支えるようになっているため、車体を手で持ち上げたり、支えたりするする必要がほとんどなく折り畳むことができる。そして折り畳んでくっつく前後の車軸の近くのフレームに磁石とスチール板が付けてあってくっつけてがっちりと固定ができる。
 公称15秒。急がなくても30秒もあれば折り畳んだり、展開したりできるだろう。
 しかし瑕瑾もある。まずハンドルポストの折り畳み部分の固定解放レバーが折り畳んだときにフレームにあたってこすってしまうこと。レバーにはビニールのカバーがついているので大丈夫だろうとほおっておいたらフレームのあたる部分がだんだん剥げてきてしまった。対策としてレバーの該当部分にさらにビニールテープを巻き、フレームの方もクッション材とテープで保護した。もちろん美しいものではない。
 もうひとつはハンドルが折り畳み時にフレームの間(二つの車輪の間)に挟まるようになっていて、まず二つ折りにする前に高さを変えられるようになっているハンドルバーを伸ばさなければならず、折り畳み時にうまく車体のスタンドバーなどに干渉しない長さにするのがちょっと面倒くさい。さらにブレーキレバーの角度によっては折り畳み時にタイヤなどに接触したり押し付けたりする形になって気持ちがよくない。これを防止するためにはハンドルバーの固定レバーを緩めてバーをちょうどいい角度に回転させればよいのだが、ここまで手間をかけるとちょっと面倒になってくる。
 でもまあそれでも折り畳みは簡単。アパートの上の階に住んでいて自転車はいつも部屋まで持って上がっている。前の折り畳み自転車では折り畳むのが面倒なのでそのままかついで階段を上っていたが、ダホン車にしてからは下で折り畳んでから持って上がっても全く苦ではなくなった。むしろ持ちやすく、少し軽くなったので楽になった。これからどんどん乗り回していきたい。

草々


6月14日(水)晴れ
 このルートの本州最高地点(といっても標高500メートル足らず)を過ぎ、一戸町、二戸市を通り、三戸町からは青森県に入る。この日は逆風が強く、1.5倍はエネルギーを消耗している感じ。少しくらいの下り坂ではこがないと全く下りてくれない。
 国道といえども田舎道で食べるところもたいしてない。その日はそんな予感はしていたので朝から飯を炊いて食いだめして、キャンプ地と食事をするところを求めて逆風の中だらだらと前に進む。結局、八戸市まできてしまう。
 食事をして、銭湯へ行き、キャンプ地を探す。馬淵川の川原におあつらえ向きの野球グラウンドをみつけ、レフトの外野の芝生にテントを張った。
(96.48km/6h23m・計1092.6km)


前略、

イスファハンからさらに東へ進む。
イランでの移動は主にバスだった。イランには鉄道もあるが、駅がだいたい町のはずれにあるので不便なのだ。バスのもうひとつの利点は料金が異常に安いということである。
バンダレ・アンザリまでの9時間ほどの道のりが3000リアル余り(約200円)、テヘランからイスファハンの400キロ強(東京・岐阜間ぐらい)が2000リアル(約130円)だった。そしてこの時のイスファハンからザヘダンまでの1200キロ強(東京・佐賀間ぐらい)の長丁場の切符がたったの3500リアル(約230円)で、昔はもっと安かったというのである。同じイスファハンからザヘダンまでが飛行機でも5ドルほどだったと聞いた。
この異常な安さの秘密はやはりアラーの贈物、石油のお陰だろう。こっちの長距離バスの運転手は1時間ほどの食事休憩の間も誰もいないバスのエンジンを掛けっぱなしにしておくほどなのである。他には料金が政府の認可制になっていてインフレに付いていってないというのもあるらしい。

イスファハンを昼過ぎに出発した。バス・ターミナルを出た途端一度エンストしたので嫌な予感はしていた。その後もしばらく走っては止まってエンジンを調べるということを繰り返し、そのあげくになぜか途中でタイヤを交換した。
その後は眠っていたのでどうなっていたか知らないが、目覚めるとバスは止まっていて車内は空っぽだった。ひょっとしてもう着いたのかと思ったが、しばらくするとバスがゆっくりと音もなく動き出した。窓の外を見てみると客が後ろから押してバスを押しがけしていた。
しばらくすると運転手はついにエンジンを掛けるのをあきらめてしまい、乗客は道のりの半分ほど来たところで立往生してしまった。

しばらくみなで途方に暮れていると偶然他社のバスが、それも空車のバスが運よく通りかかり、そのバスの運転手に頼んで乗せてもらえることになった。そのバスに乗り走っていると料金を請求にきた。さっぱり状況は分からないのだが、乗せてもらっている運転手が請求しているらしく、後で返すといっているようなのでとりあえず出した。
バスは目的地のザヘダンまでではなく、最寄りのケルマンのバス・ターミナルまでしか行かず、そこでみんな降ろされてしまった。一緒に乗っていた客はバス会社の説明を聞いていたようだが、ぼくにはさっぱり分からない。例によって英語を話せるものは全くいない。一部のお客はどこかで出したお金を返してもらったようだし、いつの間にか代りのバスに乗っていった者もいるようだ。呼び出しを受けてもペルシャ語ではこっちには何も分からない。
同じバスに乗ってきた人を探そうと思ったのだが、イラン人は女性はみなチャドルを被り、男性は全員が口髭を生やした眉毛の濃い同じような暑苦しい顔をしているので、すぐに誰が誰だか分からなくなってしまった。
通じない言葉でなんとかそこまで乗ってきたバスに払ったお金は返してもらったが、そこからザヘダンまではどうすればいいのかはいくら話しても何も分からず(分かってもらっているかも分からず)、そのうちスタッフが入れ替わってしまうと自分がどうしてそのバス・ターミナルにいるのかということ自体が分かってもらえなくなり、結局朝方にはどうしようもなくなって、もう一度そこからザヘダンまでの切符を買ってバスに乗るしかなくなってしまった。
バス代が安くてほんとうに助かった。高かったらアラーに向けて呪詛の言葉をはいて大あばれするところだった。
ザヘダンはアフガニスタンとパキスタンの国境に近い町でかなり埃っぽくなってきた。いよいよこの横断ルート最大の難所が目の前だ。

草々