6月19日(月)曇りときどき雨
 寒くて朝方目が覚めて、上に一枚着込み、靴下も履いて、二度寝する。この晩はサッカーのワールドカップのクロアチア戦があった日だったらしいが、そんなことは知らん(引き分け)。
 出発。大沼から東へ海の方に出てから北上する。風向きがあまりよくない上に、冷たい風に変わってきて、だんだん曇ってきた。昼ご飯を食べるところもなく、小さなスーパーで晩ごはん用の材料と水を汲ませてもらったら、ぱらぱら降りだした。
 近くに小さな川があったが、川原はテントを張れそうな感じではなかったので、小降りになったのを見計らって前進。
 八雲町の遊楽部(ユーラップ)川まで来ると、自転車道が付いているほどの川だったのでいい場所があるのではと、少しさかのぼってみる。すると公衆トイレが隣接したナイター設備の付いた野球場があった。雨は止んできていた。
 青森での早朝草野球事件で野球場でのキャンプは懲りているのだが、この手のグラウンドはテントを張るにはちょうどいいし、ここよりいいところは見つからないかもしれないのでここに決める。もちろん今度はフェアグラウンド内ではなく、ベンチの後ろにテントを張る。が…、
 ああ…、うそだろ、まさか…。
 夕方になると車が続々とやって来る。またしてもユニフォームを着込んだ大人たちが…。
 さっきは雨が降っててグラウンドは濡れてるし、風もかなり強いぞ。ナイター設備があるのは分かっていたが、まさかこんなことになるとは。早朝草野球の次はナイター草野球だった。ベンチの後ろでもテントが邪魔になるので移動させる。
 9時過ぎまで試合は続いた。北海道の人も野球好きなのだった。
(74.59km/4h36m・計1382.4km)


6月8日(木)曇り
 順風に乗って進み、宮城県に入る。
 阿武隈川の土手にトイレと水道があり、土手の外側にテントを張る。
 この日、自転車のスピードメーターが一時動いていなかった。数キロ分カウントしていなかった。どこかが故障してしまったようだ。どうしよう。少し落ち込む。
 天気予報は明日一日中雨だといっている。
(87.97km/5h12m・計717.7km)

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iOS(アイフォンとアイパッド)からアンドロイド端末にスイッチした。
一番難儀したのがアイチューンズからの音楽転送。
アイチューンズのプレイリストをワイファイで無料で転送するにはどうすればいいか。
その方法。

必要なもの。


Synctunes | Productive android applications


アンドロイドとPCにそれぞれインストール。
転送するプレイリストはあらかじめアイチューンズで作っておく。
アンドロイドとPCが同じワイファイにつながっていることを確認して、両方で起動。
PCのアプリからアンドロイドに接続して、転送するアイチューンズのプレイリストを選ぶ。
同期する。
プレイリスト対応の音楽プレーヤー(GooglePlay Musicなど)で聴けます。


6月14日(水)晴れ
 このルートの本州最高地点(といっても標高500メートル足らず)を過ぎ、一戸町、二戸市を通り、三戸町からは青森県に入る。この日は逆風が強く、1.5倍はエネルギーを消耗している感じ。少しくらいの下り坂ではこがないと全く下りてくれない。
 国道といえども田舎道で食べるところもたいしてない。その日はそんな予感はしていたので朝から飯を炊いて食いだめして、キャンプ地と食事をするところを求めて逆風の中だらだらと前に進む。結局、八戸市まできてしまう。
 食事をして、銭湯へ行き、キャンプ地を探す。馬淵川の川原におあつらえ向きの野球グラウンドをみつけ、レフトの外野の芝生にテントを張った。
(96.48km/6h23m・計1092.6km)


非・解決編

さて、賢明なる読者諸君はこの事件をどう思われただろうか…。

この実際に起こった事件には、もちろん解決編などはなく、たまたまカジノに遊びに来ていたというロサンゼルス警察の殺人課の警部補も灰色の脳細胞を持ったベルギー人も現れない。

事件後、以前の宿でフロントの女性に事件の話をした。
「エディにだまざれたんじやないの」
開口一番、彼女はそういった。
「スマート・エディ…」と、彼女は続け、首を振った。
もちろん、ぼくにしても彼が怪しいということは事件直後から頭の中にあった。こちらの最大の失敗は、ぼくのほうから先にグランド・キャニオンに行こうと声を掛けたことだ。人は向こうから声を掛けてきた場合には警戒するが、自分のほうから悪人に声を掛けるとは思ってもみないのである。
ただ、彼がこの事件の実行犯でないことは確実である。ぼくは事件当夜、モーテルを出てから帰るまでずっと彼と一緒だったのだ。しかし、共犯者、実行犯が別にいたと仮定すると、怪しい要因は数限りなくある。それらを時系列で上げてみる。

▼カジノで儲けたといって、やたらとおごってくる気前の良さ。

▼日本の紙幣を見せてくれといって、ぼくにバックパックの中から1万円札を出させている。

▼公衆電話から電話ばかりしていた。イギリス人の旅行者である彼がアメリカで誰と話していたのか。

▼宿を犯行現場になるモーテルに移ろうといい出している。ぼくが断ると自分で金を出してまで移らせた。

▼宿を移らせた後、さっそくトップレス・バーに誘い、ぼくが再び断ると、また金は自分が出すといって、モーテルから誘い出すことに成功している。ただのバーではなくトップレス・バーというところも怪しい。もちろん、何度もいうようだが、ぼくは飽くまでも退屈していた。

▼モーテルの部屋の鍵は彼が持っていた。出る時に彼は鍵を締めていたし、帰った時にも鍵は締まっていた。網の張られた窓が破られた形跡もないので、実行犯は鍵を持っていたと考えられる。
しかし、彼の持っていた鍵が部屋を出た後に共犯者に受け渡された可能性は低い。バーに行くまでには、一緒だったスウェーデン人を始め、たくさんの人に会っているので手渡すことは簡単だったはずだが、バーからの帰り、タクシーを拾う時にエディは先に帰るかとぼくにいったぐらいだから、彼はその時には鍵を持っていたはずで、犯行後に鍵を回収する時間はなかった。ただ、彼がその時、ぼくに鍵を見せたかどうかはよく覚えていない。

▼モーテルの鍵がバーに行ってから帰るまでの間に、彼から誰の手にも渡ってないとしても、鍵は実物があれば、数分で簡単に合鍵を作ることができる。モーテルに投宿してからバーに行くまでの間に、彼は鍵を持って外出しているので、その時間は十分にあったはずである。
しかし、このことからは、実行犯が彼とは全く関係のない我々より以前にその部屋に泊まった人物ということもできる。

▼バーから出た時、彼は自分はカジノに寄るが君は先に帰るかと、ぼくを先に帰りたがらせているような口振りだった。犯行現場にぼく一人で帰らせようとしたのだろうか。犯行現場を目の当たりにして一人で狼狽する外国人を想像して楽しむつもりだったとすれば、悪趣味極まりない。

▼二人でモーテルに帰り、荒らされた部屋を見た後、彼は荒らされた自分のバッグの中を確認しようともせず(実際に全く触れもせず)、フロントに行き、警察に電話を掛け、そのまま盗まれた物は衣服とマネー・ベルトであると報告し、盗まれた現金の金額までも申告している。

▼よく分からないのが、ぼくが電話で盗まれたものを報告した後、彼が「腕時計も盗まれたんじやないのか」と尋ねてきたことだ。確かに腕時計を二つ持っていて、そのうちの一つは部屋に残していて、盗まれていたのだが、安物なので忘れていたのだ。
なぜ、本人の忘れていることを彼が知っているのか。知っていたとしても、どうしてそれをわざわざぼくに尋ねたのか。エディはその時、「モーテルのマネージャがいったのだがノ」と、後から付け加えた。それはまずいと思っていった苦し紛れの嘘だったのか、本当にモーテルの親父がそういったのかは分からないが、もし本当に彼がそういったのなら、彼も容疑者の中に入ってくる。この場合は、部屋の鍵のことなどは一切考えなくていいことになる。

▼犯行現場もおかしい。我々がモーテルを離れた時間、つまり犯行時間は19時から22時の間である。その間に荷物をひとつ残らず念入りに調べあげ、金目の物のみを根こそぎ持っていったのである。これは何時間も掛かる仕事ではないが、数分でできるとも思えない。犯人我々のことを知らない人物なら、我々が三時間も部屋を開けるかどうか分からないはである。食事をして30後には戻ってくるかもしれないし、10分後かもしれない。19時からという時刻を考えれば、それは十分にあり得ることである。それにもかかわらず、犯人は夜もまだ浅い時間から鍵を開けて堂々と部屋に入り、念入りに中を荒らしているところをみると、犯人は我々がある時刻までは帰ってこないということをあらかじめ「何者か」から「電話」か何かで連絡を受けて知っていたのではないかと考えられる。

▼クレジット・カードが盗まれていることを知って、ぼくが日本に届けを出そうとしたら、エディは自分が出してやるから今しなくていいなどと、届けを出すのを妨害しようとしたとも取れる言動をした。

▼警察への報告の後、彼は何時間も外出して深夜まで戻らなかった。いったい、何をしていたのか。共犯者のところへ首尾の確認にいったのか。

▼事件の次の日、強引にアメックスのオフィスまで付いてきた彼は、旅行者用小切手が再発行されたことを見届けると、金を貸してくれといい出した。うがった見方をすればぼくの荷物から金目のものを盗んだものの、現金は10万円ほどだけで、旅行者用小切手、旅券は闇市場に持っていかねば金にはならず、クレジット・カードは停止されてただのプラスチックの板に成り下がり、カメラ、ウォークマン、時計は中古で大した金にはなりそうもない。
思ったより金にならなかったために、さらにもうひともうけ企んだともみられる。両親や領事館に頼めといっても言葉を左右にして取り合わなかった。

▼長時間にわたるいい争いに嫌気が差したぼくは、彼のマインド・コントロールにはままるようにして金を掃き出したが、ぼくから金を巻き上げることに成功した彼は、まっすぐカジノヘ向かった。最初からそのための金がほしかったのか、残念ながらイギリスに帰るためには足りないので得意のスタッド・ポーカーで増やそうとしただけなのか。

これらの状況証拠からは彼の犯行であることはかなり濃厚なのだが、物的証拠は全くない。
もし、彼が犯人なら、ぼくは泥棒に追い銭をした銭形平次以来の大馬鹿者ということになる。
前回の旅では盗難、紛失、病気、けがなどは一切なかったのだが、今回は出発たった一週間目にして手痛い洗礼を受けてしまった。

この後、ぼくは金曜日、在サン・フランシスコの日本総領事館へ行き、旅券の再発行を受け、しばらくのあいだサン・フランシスコでのんびりと過ごして再び旅を続けた。

草々


6月2日(金)晴れ
 しばらく走って九十九里浜に入る。最初のうちは自転車専用道があったが、道の続き具合の分かりにくい不親切な道で何度も道からはずれてしまった。それでも車を気にしないで走れるのはらくちん。
 昼食にお寿司屋さんに入って自転車旅行中であることを話したら、板前さんが若いころ競輪の選手をめざしていたということで話が弾み、定食を大盛サービスしてくれた。
 九十九里浜中ほどの人がだれもいないゴーストタウンの遊園地のような蓮沼海浜公園にトイレがあったので、そこから防風林を抜けたところの海岸でテントを張る。
(70.43km/4h50m・計314.0km)




 PwnageToolでアイポッド・タッチの2.0をジェイルブレイク。
 最初にこのツールを使うときに求められるDFUモードは、リカバリーモードとは違うものなのだと認識。
 アイチューンズに出てくるアラートは同じ。でも、アイポッド・タッチの画面にコネクターをつなげという絵が出てくるのがリカバリーモード、画面に何にも出てこないのがDFUモード。
 やり方もタイミングのビミョーな違いだけ。タイミングが長すぎるとリカバリーモードになってしまう。
 そういえば以前にもこれにはまったことを思い出した。ファームウェアの1.1.3から1.1.1に戻すとき(iPod touch ファームウェア周遊旅)にやったのが、これだった。そのときはDFUモードとは思ってなかったけど。

 PwnageToolではこうしろとすすめてくる。
・アイポッド・タッチとアイチューンズをつなぐ
・アイポッド・タッチの電源を切る
・アイポッド・タッチのふたつのボタンを両方押す
・そのまま10秒
・上のボタンだけはなす
・そのまま10秒ほどたつとアイチューンズがアイポッド・タッチを認識
・画面になにもでていなければDFUモードになっている

 現状、ジェイルブレイクしても入れるソフトがない。
 ゲームエミュレーター関係とepwingベースの辞書検索ソフトはほしい。

 追伸、あいかわらずぼくは、パワーPCでUSB1.1の古〜いマックでアイポッド・タッチを操っています。
 ジェイルブレイクを含め、意外とまだ使えます(もちろん転送速度は我慢できないほど遅いですが)。

[初代 iPod touch でSkypeする。]


前略、



 スカイプ始めました。USB接続の受話器も買いました。
 USB端子に接続すれば認識されました(MacのキーボードのUSB端子でも大丈夫でした)。
 スカイプの “Preference…” を開いて、”Audio” の “Audio output” を接続した機器に設定します。”Audio input” は、うちには入力装置が今回接続した機器しかないので自動的に選択されています。
 スカイプネーム “echo123″ さんに電話をかけてみる。
 ”echo123” にかけると自動応答でお姉さんが答えてくれて、ピーと音が鳴ったらこちらの話すことを録音してくれて、10秒後にもう一度音が鳴ったあとにそれをそのまま再生してくれる。これで音声の入出力がうまくいっているかがテストできるというわけ。
 試してみたところ、お姉さんの声が大きすぎた。スカイプの “Preference…” ではレベル調整ができないので、Mac OS Xの “System Preference…(システム環境設定)” の “Sound(サウンド)” の “Output(出力)” を接続した機器に切り替えて、レベルを調整する(最大になっていたのをかなり下げた)。調整が済んだら、”Output(出力)” はコンピューター本体のスピーカーに戻しておく(これ重要!)。
 ついでに必要ならマイク(入力)のレベルも調整する。
 再び、”echo123″ さんに電話をかけて、うまくいくまで繰り返す。

 音声のレベル調整がうまくいったら、今度は “echo123” さんとチャットをしよう。
 彼女はチャットの相手もしてくれる。といっても、こちらが文章を送ると、イギリスの日時を打ち返してくれるだけだけれども。でも、こちらが”callme”(コールミー。スペースなし)と送ったときだけは違うことをしてくれる。こちらに電話をかけてきてくれるのだ。
 これでスカイプの着信のテストもできるというわけだ。ここで着信音がどこから出ているか注意。コンピューター本体のスピーカーから出ているだろうか。そして、電話を受けた時は、接続した機器からお姉さんの声が聞こえるだろうか。
 スカイプはうまく作られていて、音声出力が2系統以上あって、OSの出力は本体のスピーカーに、スカイプの出力は会話する機器(ヘッドセットなど)に設定されていれば、呼び出し音は本体のスピーカーから、会話は会話用の機器でできるようになっている。
 これは音声出力が2系統以上ないとできないので、コンピューターにもともと1系統だけある音声入出力端子にヘッドセットなどを接続して使う場合は困ったことになると予想される。ヘッドセットをつないでいると、着信音がヘッドセットからしか聞こえないし、ヘッドセットをはずしていると、着信音は本体のスピーカーから聞こえるけど、会話するためにいちいちヘッドセットを本体に接続しなければならない(ということですよね? 勘違いしていたらすみません)。
 これだともともと音声入出力端子があるコンピューターでも、ちょっと奮発してUSB接続の音声入出力装置を買ってみるくらいのメリットはあるかもしれませんね。
 これでやっと音声通話の準備はできましたが、まだナマの人間とはお話しできていません。まだスカイプ仲間が一人なのです。

草々

[音声通話成功編につづく]
[初代 iPod touch でSkypeする。]


 関連している外部サイトの表示のもっと簡単な方法とは、全文を解析してキーワードを抽出するかわりに記事に付けたタグで検索するというものだ。なぜ別のウェブログで失敗したかというと、この方法を試す以前からそれぞれの記事にかなり自由にいろいろなタグを付けていたので、それらのタグで検索をかけても検索語句が多すぎて結果が出てこない記事が続出したのだ。
 今回はかなり控えめにタグを付けたので、とりあえずは関連している外部サイトのリストを出すことに成功した。しかしでてきた「関連している」はずのサイトのリストがいまいちだった。とても「関連している」とまではいえず、「関連している(こともある)」程度の精度しかなかった。それに加えやたら英語のサイトが検索されるのである。
 これは外部サイトの検索にアメリカのヤフーを利用しているためらしかった。日本語での検索にも対応しているのだが、検索の精度はいまいちのようだ。
 なぜわざわざアメリカのヤフーで検索したのかというと、ここの検索はウェブ検索の結果にフィード(RSS)がでて購読できるのだ。グーグルも日本のヤフーもウェブログの検索にはフィードがでるが、ウェブ検索にはでない。以前から管理しているべつのウェブサイトにフィードを利用してウェブログ検索の結果などを表示できるようにしていたので、フィードがでている検索だと表示が楽なのだ。
 それにしても検索結果が思わしくないのでなにか別の方法を考えることにした。


前略、


 つつじが丘にて、川西杏さんのライヴ会場に行く途中で発見。力強く、作者のエネルギーが伝わってきます。くっきりと美しい文字の繊細なタッチは素人とは思えません。力作です。

草々




[先に追記]以下の情報は古くなっています。いまなら、
Simplenote – Fast, free, synchronized notes for iPhone, iPod touch and iPad – Home
 を Notes(メモ)の代わりにして、対応したデスクトップクライアントを使うと簡単です(Simplenote – Extras)。
 ぼくは Notational Velocityを使っています(マックのみ)。

– – – – – – – – – – –

ジェイルブレイクすれば TextEditJ などのテキストエディターがインストールできるので、アイポッド・タッチでテキストを制作するのも閲覧するのも、パソコンで作ったテキストファイルをコピーして見るのも簡単にできる。
 一方、アイポッド・タッチに(今は)最初からはいっているメモ(Notes)というソフトは、簡単に起動できて、自動で保存できて、楽でいい。よく見るテキストファイルなどは、メモにはいっているほうがすぐに見ることができていいのだが、メモはアイポッド・タッチのキーボードで入力する以外に文章を書く方法がない。すでにパソコンにあるテキストファイルをコピーする方法がないのだ。
 アイポッド・タッチでコピー&ペーストができるようになれば、テキストファイルをエディターで開いて、そこからコピーしたり、ウェブサイトのテキストをコピーしたりできるのだが、現状ではまだ無理だ。なにか方法はないだろうか。
 ありました。

ひとりぶろぐ: [iPod touch]メモ(MobileNotes.app)からテキストに書き出したり、テキストから書き込んだりするスクリプトアプリケーション

 アイポッド・タッチ内の所定の場所のテキストファイルをメモにコピーしたり、メモから所定の場所にテキストファイルを書き出すことができる。
 上記サイトで薦めているBooksJ は使わないし、スクリプトが1.1.3対応じゃないので、ちょっといじくる。エクスポートは使わないのでインストールしていない。
 インストーラー経由でアイポッド・タッチにインストールした ImportNotes.app をFTPでパソコンにコピーして、パッケージの中の core.sh をエディターで開く。
 1.1.3の場合は、メモのデーターベースのファイルがmobileユーザーのところに移動しているので、 core.sh の中に何ヶ所かある、
/var/root/Library/Notes/notes.db
を
/var/mobile/Library/Notes/notes.db
に変更(というかそのうち作者が直してくれると思います)。
 ぼくは BooksJ は使わないので、インポート元のフォルダーもテキストファイル用のすでにあるフォルダーに変更。
ebooksdir=/var/root/Media/EBooks を、別のフォルダーに変更した。
 core.sh を保存して、ImportNotes.app をアイポッド・タッチの元あった場所に戻す。
 メモにインポートしたいテキストファイルのファイル名の頭に「@@」を付け、アイポッド・タッチの所定のフォルダーにコピーして、ImportNotes.app を起動させればオーケイ。
 メモを起動すれば、@@を付けたテキストファイルがすべてインポートされているはずなので、適宜、ファイル名になっている一行目を分かりやすいように書き換えればよい。
 そのうち、こんなことしなくても簡単に同期できるようになるかな。


 なぜ無線LANルーターなんかを買ったのかというと…。
 じゃん。



 じゃ〜ん(パッケージ写真変わった?)。



 じゃじゃ〜〜ん!(ピカ〜〜)



 うひょ〜、買いました〜(ちょっとハイ)。
 このところ毎年冬が近づくと気分が落ち込むと同時に、なぜか購買欲がたかまってしまいます。




買ったもの:ブルートゥース送信機
製品名:iitrust ワイヤレス オーディオ Bluetooth送信機
買ったところ:アマゾン(商品リンク)
購入時期:2018年4月
価格:1880円
おすすめ度:★★★★☆

■これは何?

アナログの音声信号をブルートゥースで飛ばす。
ヘッドフォンジャックなどの音声端子にこの装置をつなぐと、ブルートゥースイヤフォンなどで聴けるようになる。

■使用目的

新しく買ったPCモニターにつなぎ、ゲーム機の音声をブルートゥースイヤフォンで聴くこと。
この場合気を付けなければいけないのは、この手の機器は遅延が発生しがちだということ。要するに音が遅れて聴こえてしまう。
ゲームで使用する場合、音が遅れてしまうのは致命的なので慎重に選ばなくてはいけない。

■機能

この送信機はapt-Xとapt-X ロー・レイテンシーに対応している。
apt-Xとはコーデック(圧縮方式)の種類。
ブルートゥースの音声コーデックにはSBC(SubBand Codec)という基本のコーデックがあり、ブルートゥースの音声機器は必ずこれには対応している。なのでいちいちスペックにも書かれてはいない。
追加のコーデックとして、このapt-Xとapt-X ロー・レイテンシー、AACなどがある。これらはより高音質で遅延が少なくなっている。
ただし、高音質、低遅延で聴く場合には、送信側と受信側の両方が同じコーデックに対応している必要がある。
送信側でいうと、アイフォンなどiOS機器はAAC、アンドロイドはapt-Xに概ね対応している。

ブルートゥースイヤフォンはスペックにapt-XともAACとも書かれていなければ、ほとんど基本のSBCに対応しているだけだろう。そしてSBCにしか対応していないイヤフォンでは音の遅延は避けられない。
うちにはこのサイトでも紹介したブルートゥースイヤフォン、Anker SoundBuds Slim+がapt-Xに対応しているのでいいだろうと思った。
イヤフォンがapt-X ロー・レイテンシーに対応していれば、より遅延が小さくなるのだが、とりあえず手持ちのもので試してみることにした。

■外観

45╳45╳15ミリと大変コンパクト。
デザインも、他の競合機器がだいたい黒の無骨なものが多い中、アップルのブルートゥースイヤフォンのエアーポッズのケースによく似ていていい感じ。

■使い具合

マイクロUSB端子にコードをつなぎ電源供給。
この装置はバッテリー駆動とUSB電源供給の切り替えスイッチがついていて、今回のように据え置きで常に電源をつなぎっぱなしで使用する場合は、そちらに切り替えておけばバッテリーを常に充電状態にしておくことでの劣化が防げる(はず)。
今回はPCモニターにつなぐので、モニターのイヤフォンジャックからこの装置のミニジャックに接続。
そして送信と受信の両方の機器をペアリングさせればオーケイ。
問題なく接続でき、もちろん音も聴こえる。

■音の遅延

音の遅延はというと……。
ほとんどないといっていいと思う。
厳密に測ればあるのだろうが、実際にゲームをしても遅れていると感じることはなかった。
ちなみにSBCでは約0.2秒の遅延が発生するらしい。
AACだと約0.12秒、aptXだと約0.07秒、ロー・レイテンシーだと約0.04秒とのこと。
この商品のアマゾンのレビューで音の遅延がひどいなどと書かれたものがあるが、おそらくapt-Xに対応していないブルートゥース機器で聴いているものと思われる。
いまどきのゲーム機がコントローラーはブルートゥースで接続しているのに、音声はブルートゥースで飛ばさないものが多いのは、対応した機器を接続して聴かないと遅延が発生してしまうからだろう。

[まとめ]

■いいとこ

apt-X ロー・レイテンシーに対応。
電源の入力切替あり。
デザインよし。
値段安い。

■悪いとこ

いまのところとくになし。

この手の機器が必要なら買い。


北海道に時差はない(1)


北海道に時差はない(2)


(「野宿野郎」5号より転載)


前略、


 丸子橋を渡って大田区に入る。しばらくは舗装がない。左岸に戻るのは丸子橋ではなく、もうひとつ下流のガス橋にしたほうがいいかもしれない。
 新幹線とJR横須賀線の鉄橋に近づくと舗装復活。鉄橋をくぐって、土手に上る。土手の道をしばらく行くと舗装がよくなり、道が二本になったりする。
 ガス橋をくぐり、多摩川大橋をくぐる。この辺りは舗装もつるつるで気持ちよく滑れる。対岸に怪しいアンテナ(実はラジオ日本のアンテナ)が見えてくる(Google Maps)。

つづく



新幹線とJR横須賀線の鉄橋


鉄橋をくぐった後、土手に上る。


木が植えられ、舗装がきれいになり、舗道が二本体制になる。


ガス橋


多摩川大橋


舗装がつるつるになり気持ちよく滑れる。


前略、

エジプトのシナイ半島にあるヌエバから船に乗り、ヨルダンのアカバに到着。
入国をすまして町まで来た時には すでに暗くなっていた。ホテルを探して部屋が空いているか訊ねると、高い部屋しか空いていないという。しばらく交渉していると屋上になら安くで泊まれるという。もう後は寝るだけだし、アカバには特に見るものもないようなので、次の朝にはすぐ出発することにして屋上に泊まった。
屋上に泊まるといっても部屋があるわけではなく、ただ屋上にベッドがいくつかあって、そこの吹きさらしの空の下で寝るのである。このあたりは昼間はとても暑いが、湿度が低いので日が暮れると涼しく、朝方は寒いくらいなので、昼間の熱のこもった階下の部屋より過ごしやすい場合もある。雨に降られる心配もほとんどなく、宿の規制も甘いのでこのあたりの国ではこの方式を取る安宿も多い。それまであまりに無防備な感じがするので屋上に泊まったことはなかったが、たまには満天の星空を見ながら眠るのも悪くなかった。

翌日の早朝、町に鳴り響く大きな音で目が覚めた。アザーンである。
イスラム教徒には、最小限度しなければならない「六信五行」という、6つの信じることと5つの実行することがある。
六信とは「アラー」「天使」「経典」「預言者」「来世」「宿命」を信じることで、五行とは「信仰告白」「断食」「喜捨」「巡礼」「礼拝」を実行することである。
彼らは1日に5回、夜明け、正午、午後、日没、夜中にメッカの方向(キブラ)に向かって、特有の立ち上がったり額を地面につけて平伏したりを繰り返す「礼拝」をしなければならない。
キブラはモスク(イスラム寺院)があれば壁にミフラーブという壁の窪みがあり、それがキブラを示している。なければ自分のいる場所と方位から見当をつけてだいたいの方向を向いているようだが、最近は便利なハイテクグッズもある。
その礼拝の時間を知らせるためにモスクのミナレット(尖塔)から出される合図がアザーンである。アザーンは最初に「アラーフ・アクバル(神は偉大である)」と4度繰り返すなど決まった言葉を詠唱する。昔は人が塔に登って地声で詠唱したそうだが、今ではほとんどのところがミナレットに付けたスピーカーによって放送している。詠唱は1回ごとに生でするのが基本らしいが、中にはテープのところもあるようだ。
街の中に突然、いくつものモスクからほぼ同時に流れ出すアザーンのしらべは、イスラム圏のエキゾチックな雰囲気を醸し出す重要な要因で、同じアラビア語の言葉を詠唱していても国によって、またモスクによって、さらには生で詠唱するために1回ごとにも少しずつ節まわしが違ったりしていて興味深く、同じところに長く滞在している時などは、今回のアザーンは気合いが入ってるなとか、今日のアザーンは声が違う、いつもの人は休みなのだろうかなどと考えたりもするようになる。
それでも1日に5回、毎日聞かされてると、異教徒にとってははっきりいってうるさい。問題なのは1回目のアザーンで、夜明けというとことになっている1回目のアザーンは、夏なら5時前になることもあり、早朝だろうと何のお構いもなしに最大音量でアザーンは流される。エジプトのハルガダでは宿の近くにモスクがあったから、毎朝、必ず5時前に起こされていた。

他の五行の「断食」とは、イスラム歴(ヒジュラ歴)の第9の月であるラマダンの月の1ヵ月間、太陽が出ている間は断食をしなければならないというもの。転じて旅人は断食のことをラマダンと呼んだりする。
イスラム歴というのはメッカで迫害されたマホメットがヤスリブに移住した年(西暦622年)を元年とする月の満ち欠けを元にした太陰暦で、1年が354日(30年に11回ある閏年は355日)なので、暦と季節とは毎年少しずつずれてくる。ラマダンの月が夏にあたるようになると陽が長くなるので彼らの苦労もひとしおであろう。緯度の高いところへ行くとさらに陽が長くなったりするのだが、全能の神様はそのあたりをどうお考えになっていたのだろう。
実は旅人もこの月にイスラム圏を旅すると苦労させられる。異教徒はもちろん断食に付き合うことはないのだが、昼間は食堂や食料品店が一切閉まってしまうし、断食している人の前で食事することははばかられるので付き合わされることになる。

「喜捨」とは富める者が自発的に貧しいものに分け与えること。
「巡礼」はメッカのカーバ神殿に巡礼すること。第12の月である巡礼月の7日から10日にするのが最もがよいとされている。巡礼を済ませた人をハッジと呼ぶ。

朝早く目が覚めてしまったので、そのままアカバを出発した。

草々