アイ・オー・データ機器 WN-G54/R3。
 無線LANルーターを買うことになるとは思わなかった。現在使用中の古いパソコンは無線LANカードを入れれば対応しているけれども、古くて遅い規格にしか対応してないし対応カードももう売っていない、マシンは電話線とモデムの近くに置いてるし、無線LAN対応のパソコンを買ったとしても部屋はワンルームだし、無線なんか必要ないと思っていたのだが。
 アップル純正の無線LANベースステーションは高いので、お手軽で安いのを選択(5000円弱)。
 ワンルームにすむ者がなぜ無線LANルーターなんかを買ったのかというと…。



 iPod nano 2GBとRadioSHARK 2。
 ハードディスクのアイポッドがこわれて、しばらく音楽プレイヤーなしで過ごしていたが、やはり新しいのがほしくなった。ここでちょっと問題あり。パソコンが古く、USB2.0に対応していないのだ。前のアイポッドはファイヤーワイヤー接続とUSB接続に対応していたが、新しいアイポッドはUSB接続にしか対応していない。
 調べてみると、転送速度がどうしようもなくとろくなるが、古いUSB1.1でも使えるというので、アイポッド・ナノ(第2世代・2ギガバイト)を購入。最初の空っぽからの転送は時間がかかるが、その後は変更されたものが転送されるだけだし、どっちにしろ充電のためにしばらくは接続しておくものなのでそれほど面倒というほどでもない。
 レイディオシャーク2(グリフィン・テクノロジー)は、パソコンにUSB接続してFMやAMラジオ放送を聴いたり、録音したり、留守録する周辺機器。
 最初のレイディオシャークの販売予告がアメリカででていたころから注目していた[記事 123]。しかし、開発の終盤でトラブルでもあったのか近日販売の予告が出たまま、1年近く販売されず、やっとアメリカで発売になったと思ったら日本のFMの周波数帯に対応していなくて買えず、レイディオシャーク2にモデルチェンジしてついに日本のFM周波数帯に対応して、数年越しでやっと買うことができた。
 パソコンに接続したレイディオシャーク2を専用のソフトで操作してラジオを聴くことができる。もちろん録音もできるし、予約録音も無制限(何年先でも何番組でも)にできる(ただしパソコンの電源は事前にはいっていなければならない)。もちろん録音した番組はアイポッドに転送して聴くことができる。
 アイポッドで聴いているのは音楽より、ポッドキャストやレイディオシャークで録音したトーク番組などの方が多い。
 こちらのほうもつないでいるマシンが古いため、少々問題がある。USB1.1接続は問題ないのだが、パソコンの処理速度が遅いため、ラジオの録音をしている時、他に何もソフトを使っていなければ問題はないのだが、録音と同時にほかのソフトを使っていると重たい処理の時に録音が音飛びしてしまう。
 またレイディオシャーク2本体のラジオの感度はあまりいいとはいえない。FMはアンテナ(イヤフォン端子と共用なので100円ショップのコードの長いイヤフォンを代用)を接続して、屋外(ベランダ)に出してやるとかなり改善した(最初はFMもモノラルでしか受信できないのかと思った)が、AMは窓際には置いているが、地元の局でも入りづらいところがいくつかある。
 テレビのほうはデジタル完全移行が進行中だが、ラジオはどうなんだろう。一応デジタルの試験放送は始まっているらしい。FMはもともと受信範囲が狭いからデジタル放送に置き換わるかもしれないが、受信範囲がとてつもなく広いAM放送はなくならないんじゃないかと思うのだが、どうなんだろう。

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 iPod 15GB。タッチホイール。
 ボタンも機械式ではなくタッチで、ドックコネクターの付きはじめたやつ、第3世代かな。
 ある日、突然に動かなくなった。ハードディスクがいかれたらしい。
 バッテリーがへたってきて、そろそろ交換せねばと思っていたところだったので残念だった(バッテリー交換に出すとまるごと別の整備済み商品になって返ってくるということだったので)。
 ハードディスクがいかれただけだろうから、同等品と入れ替えればまた動くと思うのだが、オークションでハードディスク以外の故障で動かなくなったアイポッドを探してみたところ、思ったより高値で取引されていたので、裏ぶたを開けただけでずっと放置状態。

 このところのバッジづくりブームもそろそろ下火になりつつあるが、いろいろ作ってみた。
「Simplify, simplifyバッジ」「ヒマラヤンサイクリストバッジ」「カネゴンバッジ」など。

前略、

 で、ハンディGPSでなにができるのかというと…。


 とりあえず、外に出てスイッチを入れると、地球ぐるぐる廻っている衛星の電波を受信して現在地を特定してくれる。
 歩き出せば、移動速度、距離、時間、方向、高度、坂道の度合いなんかが分かる。ハンディGPSでももうちょっと大きくて高いものだと、カラー液晶で地図が表示できるものもあって、これだと手のひらサイズのカーナビといっていいものなのだが、ぼくの買ったものはコンパクトなものなので地図は出ない。地図の出るやつはでかすぎるし、ばか高くて、地図のアップロードとかが面倒そうなのだ。


 地図が出ないので、カーナビのように自分がどこにいるのか把握したり、目的地への経路探索などはできないが、あらかじめパソコンの地図ソフトなどで行きたい場所(ウェイポイント)を登録して、そのデータをハンディGPSにアップすれば、自分のいる場所から目的地への方向と距離を示してくれる。


 最終目的地を登録しただけだと、道があろうとなかろうと、間に川があろうと海があろうと、常に最終目的地を示すだけで、道順などは全く考慮されない。
 こういう場合は、目的地までの道順に沿って複数のウェイポイントを登録して、そのウェイポイントを順番に登録した道順(ルート)を作れば、順番にルートに沿った目的地の方向を示してくれる。
 この場合、現在地、方角、ウェイポイントとそれらを直線で結んだルートは白地図で表示され、それぞれの位置関係は把握できる。

 そして、ハンディGPSの新しいおもちゃたるゆえんがトラック記録機能だ。
 ハンディGPSを持って動き回ると、動いた軌跡(トラック)がデータとして保存され、パソコンにデータをダウンロードすればその軌跡が地図上に表示できる。
 例えば、


多摩川沿いに玉川上水の分岐点まで自転車で行って戻ってきたもの。


荒川の堀切あたりから多摩方面へ自転車で。


東京から神戸までの深夜バスに乗ったときのもの。
このバスには何度も乗っているが、長野の方まで寄り道しているとは知らなかった。

 というふうに表示できる。
 例えば、この軌跡表示機能を使って、ナスカの地上絵のように絵を描いている人たちもいる(bs@gpsGPS Drawing)。
 正直なところ、この軌跡表示機能は道に迷って迷走すればするほど、後でその軌跡を見るのが楽しいので、本来のナビゲーション機能とは相反してしまうところがちょっと困ったところ。
 どうです。新しいおもちゃだと思いませんか?

草々

前略、

10/08 14:30(日本時間)
 アメリカのオークションサイトebayでGarmin Edge 205を業者から即決落札。
 本体155ドル+送料・手数料45ドル+保険3.20ドル(保険はオプション)
 支払いはPaypal(手数料なし)。

10/12 08:00(日本時間)
 送ったぞと、業者からメール。配送業者USPSのレーベルナンバーで荷物がどこまできたかネットで確認できる。
 
10/12 16:00(アメリカPST)カリフォルニア・ビバリーヒルズのUSPS受け取り。
10/13 17:00(アメリカPST)ロサンジェルスから発送。
10/15 21:44(日本時間)日本到着。
10/15 21:45(日本時間)税関へ入る。
10/16 10:10(日本時間)税関を出る。
10/16 17:10(日本時間)郵便局へ入る。
10/16 18:15(日本時間)配送完了。

 というわけで、日曜日に注文して、次の週の月曜日に到着しました。
 お菓子のカールみたいな発泡スチロールが詰まった箱にうずまって送られてきたので、商品は問題ありませんでした。
 より確実に保証付きで入手したい人は、日本で10000円くらい余計に払って買おう(たとえばここなんかで)。

草々

前略、

 アメリカのガーミンという会社がちっちゃなGPSデバイスを作って売っていることは前から知っていた。なかなか楽しそうなおもちゃなのだが、今一歩のところで手が出なかった。なぜなら…。

 けっこう高い。何だか知らないが、高いのだ。日本語版とかいうのだとさらに高い。パソコンにつなぐコードがなぜか別売りでまた高い。このコードが今どきRS-232Cの端子で、USBにつなぐには高い変換コードがまだ必要だったりする。さらに、自転車に載せようとすると取り付け器具がまた高かったりする。
 そして、ぼくの使っているマッキントッシュの対応が弱い。ウィンドウズのGPS界ではデファクト・スタンダードにして万能なフリー地図ソフトの「カシミール3D」にあたるものが、マックにはない。ウィンドウズな人たちにとってカシミールのないGPS生活が考えられるだろうか。

 そんなわけで二の足を踏んでいたのだが、ひさびさにGPS界の情報に触れてみたところ、知らない間になんだか新しい風が吹きはじめていた。
 まずソフトに、カシミールのない穴を埋めるとはとてもいえないけれど、使えるものが出てきていた。
 ご存じ、グーグルグーグルマップグーグルアース、そしてMotion Basedだ。グーグルのほうは説明不要だろう。Motion Basedはガーミンの一部門で、GPSのデータをウェブ上で保存してグラフィカルに処理するサービスをしている(詳細はそのうちに)。
 これらのサービスがマック対応になり、無料で(有料版もあり)使えるようになり、敷居がぐぐっと低くなった。

 そして本家ガーミンがやっとのことUSBで直接つながる新製品を作りはじめた。
 まず目を引いたのは、Forerunner 305。ランナーのためのGPSで、なんと腕時計型だ。オプションで心拍計や自転車のケイデンスも計れるという。
 そしてEdge205/305。こちらは自転車乗りのためのGPS。iPodほどの大きさだ。
 どちらも以前のものより性能がよくなり、接続コードは当然のこと同梱で、自転車用のEdgeは自転車用の取り付け器具も付いている。

 こうなると最後に超えなければならないハードルは値段だけなのだが、こいつだけはあいかわらず高いのだった。

 日本では…。

 これらの製品はアメリカ本国では日本に比べかなり安くで売っているのだ。アメリカでは日本の電気製品だって日本より安く売っていたりするのだから、まあ当たり前といえるが、問題はどのくらい安いのかということだ。
 Forerunner 305は、日本で5万円強、本国では250ドル程度。Edge205/305は、日本で3万6000円/4万4000円ほど、本国では150ドル/240ドル程度。
 地図も表示できるような他の上位機種では、日本の輸入代理店は日本語版と称して日本の地図を入れたり、日本語を表示できるようにしたりしているものもあるが、これらの機種では製品は全く同じで、日本語のマニュアルがついている程度だ。それなのにほとんど倍近い値段はちょっと納得がいかない。

 ああ、ありがとうインターネット! 簡単に外国の通販が利用できるなんて。
 Amazon.comは電気製品の海外への販売をしていないそうなので、それなりに信用できそうな世界最大のオークションサイトebayの販売店が出品している即決販売で買うことにした。
 新規登録をしようとしたらIDがすでに使われていて、以前ebayがしばらくのあいだ日本に進出していたときに登録をしていたことを思い出した。昔のパスワードを思い出してログイン。送金サービスのPayPalにも登録した。
 考えた末、Edge205を買うことにした(心拍計なんか面倒くさくなって使わなくなるに決まっている)。海外発送してくれるところはたくさんはないが、少なくもない。だいたいが航空便なので送料が40〜50ドル以上はかかるが、それでも200ドル程度だった。日本で買うより1万円以上安いのだ。

 まあ、それも海外から正しい商品がこわれもせず、待たされもせずにちゃんと手元に届けばの話なんですけどね。まだ、商品は手元に届いてないので、そもそもそのガーミンのGPSってなんだよ、というようなレポートはまたそのうちに(ちゃんと届いたら…)。

草々

前略、


 カーボーイロックはダホン社純正の自転車用ワイヤーロック。
 これはけっこうすぐれもの。普通のワイヤーロックは長さや太さはいろいろでもだいたいワイヤーの両端をロックして大きな輪を作るものが多い。カーボーイロックはもちろんそういう大きな輪を作ることもできる上に、ロック部分が細長くなっていて、反対側の端に小さな輪があり、まずロック部分をその輪に通して、さらにロック側にも輪を作れるので、ワイヤーの両方の端に二つの輪を作ることができる。カーボーイロックのカーボーイとは投げ縄の輪のようにできることからきている(言葉では説明しにくいね)。
 収納時はロックのないほうの輪をサドルとレールのあいだに通して、残りをシートポストに巻き付けて固定している。
 どこかに駐輪するときは、端をサドルに固定したまま、後輪を通し、さらにフレームを通し、なにか固定された柱があればそれを抱かせて、前輪にもうひとつの輪を作ってロックする。こうすればクイックリリースですぐはずれるようになっている車輪やシートポストも同時にロックできる。ハンドルもクイックリリースで抜けるようになっているのだが、これはどうしようもない。ブレーキや変速用のワイヤーが付いているのですぐには抜き去れないと思うしかない。
 ワイヤーの太さが4ミリのものと8ミリのものがあって、値段はたいして違わない(しかも一般的なワイヤーロックより安い)ので、最初は当然太い8ミリのほうだと思っていたのだが、取り回しの簡単さを考えたらやはり4ミリのほうがいいと思い直してそっちにした(8ミリのものには付いている自転車に取り付ける器具は4ミリのものには付いていない)。ワイヤーカッターを持った本気の自転車泥棒に来られたら4ミリも8ミリも変わらないんじゃないかとも思う。

草々

前略、


 ドイツのBusch & Müller社のバックミラーCycle Star 901/2。ハンドルバーの端に付けるタイプ。
 こんなものをわざわざドイツから輸入しなくちゃならないのかと思うのだが、ほかにはなかなか気にいるものがなかった。折り畳み自転車なので折り畳み時に干渉するものは当然だめだし、干渉しなくてもなるべくごてごてしていないシンプルな形のものがよかった。
 これは形も機能もよかったのだが、もともとドロップハンドル用に作られたものでスピードP8のようなフラットなT字のハンドルに付けると鏡が運転者側を向かないので真後ろより外側しか見ることができない。鏡を運転者側に向けて真後ろを見るためには本体を少し削る必要がある。

草々

前略、


 スピードメーター(サイクルコンピューター)は前の自転車に付いていたものを持ってきた。キャットアイの古い有線式のVelo 2。前輪のスポークに磁石をひとつくっつけ、フロントフォークに磁石のセンサーを取り付けて、有線でつながっている本体に前輪の周長(1周して進む距離)を登録すると、「前輪の回転数×前輪の周長」で走行距離が分かり、時速も計算できる。こう書くと当たり前のように簡単な仕組みだが、最初に考えた人は偉いね。
 ぼくが子供のころに「サイクリング車」にいろいろな装備が付くブームがあって、アナログの速度・距離計が付いたものがあったが、それらは前輪の車軸の近くにある歯車から機械的に回転を速度・距離計に伝えて計測するものだった(参考リンク1・2)。
 以前使っていたメーターが新しいダホン車に取り付けられなかったら、新しいものを買おうと思っていた。まず磁石がスポークに付けられない可能性があったが、これは大丈夫だった。もうひとつは有線式はコードの長さが限られていて、普通の自転車には十分な長さなのだが、折り畳み自転車などの車輪が小さいものだと、車輪からメーター本体を取り付けるハンドルバーまでの距離が長くてコードが足らない場合があるのだ。
 以前の折り畳み自転車ではなんとかぎりぎりで足りた。新しいスピードP8では展開した状態だと大丈夫そうだったのだが、折り畳むときに高さを調整できるハンドルをいっぱいに伸ばさなければならないのでコードの長さが足らなくなることが分かった。
 スピードメーターには有線式の他に無線式もあって、それだとセンサーと本体のあいだのコードは必要ない。無線式は少し高いが、これならすべての問題は解決かというとそうでもないらしい。無線式ならセンサーと本体がいくら離れていてもいいかというとそうではなく、使用できる距離は有線式のコードの長さと大差ないのである。なぜかというとあまり離れていても使用可能にすると、同じメーターを使用している人と並んで走ったり、追いぬかされたりするときに混信するらしい(固有のID、チャンネルなどはないのだろう)。さらに無線式はセンサーと本体の両方に電池を入れなければならず(有線式は本体だけ)、電池寿命も短い。
 結局、コードを真ん中で切って、使わなくなったヘッドフォンのコードをつないだ。ハンダ付けしたほうがよいのだろうが、ハンダゴテがもううちにないのでねじってビニールテープを巻いただけですました。今のところちゃんと機能しているのでよしとしよう。

草々

前略、

 オーストリッチの自転車用バッグ。これを買ったのはダホン車を買う前で、以前の自転車で使おうと思っていた。バッグを買ってから自転車を買い替えたので取り付けに少しうまくいかないところがある。

 ハンドルバーの後ろに付ける「F-TB フロント〜ト」。折り畳み自転車などに多いT字型のハンドル専用で取り外したときは普通のトートバッグとして使える。バッグに付いているベルクロでハンドルバー2ヶ所とハンドルポスト1ヶ所をとめて使用する。

 スピードP8にはハンドルバーの高さを調整できるシステムが付いていて、その固定レバーがハンドルポストの後ろに少し突き出していて、バッグが当たってしまう。取り付けられないことはないが、スマートではない。あと現物を見ずに通販で買ったら思っていたより小さかった。これはこちらの勝手な思い込み。

 サドルの下に付ける「LP-02 サドルバッグ」。これも折り畳み自転車などの小さなタイヤの自転車専用。サドルからタイヤまでの長い空間を利用した大きなサドルバッグ。サドルの下に付いている二本のやぐらそれぞれとサドルポスト2ヶ所にベルクロで固定して使用する。

 これまたダホン車に買い替えたためにちょっと困ったことになった。スピードP8はサドルの固定方法が、一般的な2本のやぐらに固定する方法ではないマイナーなI-Beamシステムという方法なのだ。サドルを下から見るとTの字にプラスチックが通っていて、縦に通った長いレールにサドルポストを固定する方法だ。ダホン車の他の車種のサドルではこのレールとサドルの間が素材で完全に埋っているものもあるようだが、スピードP8では幸いT字の部分とサドルの間には空間が空いていて細いものを通せるようになっているので、本来なら2本のやぐらそれぞれに通す二本の固定ベルトを両方とも一本のレールに巻き付けてなんとか固定できた。もう2ヶ所、サドルポストに固定するので問題ないだろう。

草々