このウェブサイトはワードプレスで制作している。
 以前から管理者ページをアイポッド・タッチ/アイフォン用に最適化するWPhoneというプラグインは使っていた。
 たしか、サイトの表示自体も最適化してくれるプラグインもあったような気がしていたのだが、ずっと忘れていた。久々に思い出して探してみた。
 iWPhoneというのがそれ。
 プラグインとテーマをそれぞれのフォルダーに入れて、プラグインを有効化するだけ。
 これまでと同じURLで、アイポッド・タッチ/アイフォンからアクセスされたときだけ専用の最適化されたページで表示してくれる。テーマをいじればカスタマイズも可能。もちろんコメントも付けられる。
 アイポッド・タッチで表示されるウェブクリップのアイコンは、54ピクセルの正方形のpng画像を「apple-touch-icon.png」のファイル名でホームのファイルのある階層に置くのが一番簡単。
 でも、それだとその階層以外にあるページのウェブクリップに対応しないので、各ファイルのヘッダーに
<link rel=”apple-touch-icon” href=”apple-touch-icon.png(へのリンク)” />
 を記述するのがよい(みたい)。
 このサイトも、自分以外に誰がウェブクリップするのかしりませんが、とりあえず対応しました。

 正月にぼくが管理しているもうひとつのウェブサイトの母体がテレビで取り上げられた。
 深夜だったが、かなり全国的にネットされていたようで放送直後から怒濤のアクセスが押し寄せた。テレビに取り上げられるのは二度目で前回は関西ローカルだったが、放送当日のアクセス数はそれに比べても数倍、いつもの平均的なアクセス数に比べると20倍以上だった。
 サイトには各ページにアドセンスの広告を貼っているが、その広告のクリックも放送当日はアクセス数に比例して15〜20倍ほど増えた。人気があるといわれる有名なサイトはさらにこの10倍はアクセスがあるというから、個人で管理しているサイトならその広告収入だけで生活していくぐらいは稼げるというのもうなずける話だと感じた。
 アクセス数が爆発的にあがったといっても、きっかけがテレビの場合は覚めるのもあっという間である。本当に爆発的なのは放送直後の数時間で、数日はいつもより多いという状態がつづくが、そのうちに何もなかったかのように元に戻ってしまう。
 現在のところ、テレビ放送後一週間も経っていない状態なので、放送前の2〜3倍のアクセスという状態を保っている。新規のお客さんが付いてこの状態が定着してくれるとうれしいのだが。

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 アイポッド・タッチをはじめて外に連れだした。ぶらり野良無線LANさがしの旅へ。
 野良無線LANとは、公共心あふれる方が、セキュリティ対策を施さずに周辺のみんなに開放している無線LANのこと。
 アイポッド・タッチは無線LAN(Wifi)機能をオンにしていると、数秒に一度、周囲にあるアクセスポイントの電波をスキャンし、利用できるものをリストにして表示する。セキュリティ対策が施されているアクセスポイントには南京錠のマークが付き、そうでない野良無線LANなどには付かない。アイポッド・タッチを片手にぶらり散歩をしながらその野良無線LANを探そうというわけだ。
 外に出てはじめて分かったが、外は無線LANの電波であふれていた。これまで無線LANには全く興味がなく、使おうと思ったこともなかったから、自分以外の人がこんなにも無線LANを使っているのかとびっくりした。散歩している間中、アイポッド・タッチが無線LANの電波を拾えないということはほとんどなく、多い時は(集合住宅の前などにいくと)一度に十以上のアクセスポイントをリストアップしていた。
 もちろんそのほとんどは錠のマークの付いたセキュリティ済みのもので、鍵なしのものは少ない。でも意外と多いのにもびっくり。といっても通信できないほど電波が弱いものがほとんどだった。
 そんななかでもいくつかは、道を歩いていても十分な強さの電波があり、セキュリティ対策を全く施しておらず、アクセス可能なものもあった。二時間ほどぶらぶら歩いていて十以上はアクセス可能なポイントがあったのではないだろうか。
 あと無線LANと液晶を付けっぱなしにしておくとアイポッド・タッチはバッテリーをかなり早く消耗することが分かった。二時間ほど散歩をしたらバッテリー残量があと20パーセントですというアラートが出た。出る前にも少しは使っていたから付けっぱなしで使えるのは三〜四時間ほどだろうか。ちょっと短いなあ。

 メールは無料サービスのところで十分ではないだろうか。いや、十分というよりむしろ無料のところのほうがいいのではないかと思う。
 インターネット接続会社の提供するメールアドレス(やウェブサイト制作スペース)を利用してしまったら、その会社に一生忠誠の誓いを立てているなら構わないが、接続会社を変えるたびにメールアドレス(やウェブサイトのURL)が変わってしまう(変えずにすむオプションも有料ならあるようだが)。
 あれはマルチ商法の人たちが街角でカモ集めのために安売りする卵やティシューなどと同じで、利用すると逃げにくくなってしまうあくどい手だてなのだ。
 無料のメールアドレスでは登録できないサービスもあるから、そういうところは接続会社のくれるメールアドレスを使えばいいが、それは自分用のメールアドレスで、他人に教えるメールアドレスは無料のメールアドレスでいい。いくら接続会社を変えても全く問題がない。無料アドレスはかっこわるい? ぼくには接続会社の提供するサブドメインの付いた@以下がやたら長いメールアドレスがかっこいいとも思えない。
 ぼくは接続会社をかなりコロコロ変えるし、旅の間やネット断ちしている間、どこの接続会社とも契約していない時期があったりもするほうだが、インターネットを始めたころから無料サービスのメールアドレスを使っているので困ったことはない。
 とはいえ、最初のころからずっとおなじメールアドレスを使っているというわけでもない。
 十年くらい前、初めてインターネットに触れて取ったメールアドレスは、アメリカのジオシティーズのものだった。まだ、ジオシティーズが日本に上陸する前。初めてのウェブサイトもそこで作った。
 しばらくして米ジオシティーズは米ヤフーに買収され、ヤフーにも登録することになって、ヤフーメールが付いてきた。ヤフーメールはとても便利でそちらに移行していった。ヤフージャパンのヤフーメールはまだ始まっていないか、ベータ版のころでとても不安定だった。
 米ヤフーメールはけっこう使っていたと思うが、ある日、popアクセス(コンピューターのメールソフトで送受信するサービス)が有料になるというお知らせが来てしまう。
 前後関係があいまいだが、このころアップルが現在、.Macと呼ばれているインターネットサービスを始めた。無料でmac.comのメールアドレスなどのネットサービスを提供するものだった。マックユーザーなのでさっそく飛びついて使いはじめたものの、すぐに有料になってしまった。
 このころにはヤフージャパンのメールサービスも正式版になっていたので、そちらに移行。たしか米ジオシティーズのほうも、ftpソフト利用のアップロードが有料化になって、ウェブサイトもヤフージャパン傘下の日本のジオシティーズに引越した。
 ヤフージャパン時代もけっこう長かったのだが、大量のスパムメールが来るようになり、しかもスパムフィルターに引っかかってまぎれてしまう必要なメールの処理が面倒になって、現在はグーグルのジーメールを利用中。ウェブサイトは有料のレンタルサーバーになった。
 先日、ジーメールがimapに対応したというニュースがあったのだが、自分には関係ない機能強化だなと思っていたら、imapを使うとメールソフトに入っているメールをジーメールにアップロードできるというではないか。
 ジーメールは大量の容量があるので受け取ったメールを削除する必要がなく、自分のマシンにダウンロードして受け取ったメールを間違って消してしまっても、ジーメールにはバックアップが常に残っているという便利さがあった。
 しかし、当然のことながらジーメールを使いはじめてからのメールしか残ってはいない。これまでも自分のマシンのメールソフトに入っているメールをジーメールにアップロードする方法はあったが、日付がアップロードした日付になってしまうなど使い勝手が悪かった。
 でもジーメールのimap対応で、これまで受け取ったメールソフトに入っているすべてのメールをジーメールにアップロードしてバックアップすることができるようになったのだ。
 さっそくメールソフトに入っているこの十年近くのあいだのメールを全部ジーメールにアップした。
「You are currently using 156 MB (3%) of your 5133 MB.」
 あれ、3パーセント? 十年分のメールがジーメール容量の3パーセントにしかならないの?
 ちょっと悲しい…。でもこのペースだとあと330年は使えるな。

 追伸(24日)、ああ、忘れてた。メールを送信する時に自分のアドレスをBccで付け加えるように設定しておくと、送信メールもジーメールにバックアップできる。自分宛のメールはジーメールのpopアクセスでは自分のマシンには戻ってこない(メールソフトで受け取れない)。

 最近は検索エンジンのAPIが公開されていて一般の人にも検索が操れる、というのを聞いたことはあったものの、深入りするのがいやで手を出していなかったのだが、しようがないので見てみることにした。
 ヤフージャパンの検索APIが公開されていて、xmlで検索結果を受けとることができるという。利用法は思ったより簡単で、単に指定のURLに検索語や数や条件を連ねるだけでxmlファイルが返ってくる。これはすぐにできちゃうかなと思ったのだが、やはりそう簡単ではなかった。
 外部のxmlファイルをサイトに表示するところでつまずいてしまった。最初、これかなと思って調べていたxslはxmlファイルそのものを整形してサイトに表示するもので、考えていたのとは違っていた。
 それからphpで読み込めないかとか、便利なスクリプトはないのかとか、いろいろ探してみた。その後、Adobe Spryというジャヴァスクリプトのフレイムワークにxmlファイルをサイトに表示する方法があるとわかって、ついにみつけたとよろこんだのだが、これも外部のxmlファイルの場合はセキュリティの問題で簡単にはできないらしく頓挫。スクリプトのことをちゃんと分かっている人ならこれまで書いた方法でもちゃんとできるのかもしれないが、phpもパールもジャヴァスクリプトほとんど分かっていないので手も足も出ない。
 そしてやっとたどりついたのが、「[を] Yahoo!API の検索結果を JavaScript で表示」というページ。ここでヤフーAPIのxmlファイルをローカルに置いた小さなパールスクリプト経由でAJAXで読み込み、検索ページを表示していた。
 このスクリプトを改造し、サイドバーにある関連記事を表示するプラグインからタグをひろいだすところを抜きだして、そのタグでウェブ検索をかけ、返ってきた検索結果のxmlファイルをリストにしてサイトに表示する「関連している(かもしれない)外部サイトの表示」がやっと完成した(この機能にはAJAXを使う必要は全くないのだけど直し方がよく分からない)。
 この機能を使うにはそれぞれの記事のタグの付け方をある程度考えないとうまくいかない。まずサイト内の関連記事を出すためには複数の記事で共通した大分類、中分類ぐらいの範囲のタグが必要だが、それだけだと関連した外部サイトの検索で大ざっぱなものしかでないので、その記事独自のピンポイントなタグも必要。でもあまりにばらばらな無関連のタグが並ぶと検索結果がゼロになってしまうので、塩梅を考えなければいけない。
「関連している(かもしれない)」程度の精度がでているでしょうか。

 関連している外部サイトの表示のもっと簡単な方法とは、全文を解析してキーワードを抽出するかわりに記事に付けたタグで検索するというものだ。なぜ別のウェブログで失敗したかというと、この方法を試す以前からそれぞれの記事にかなり自由にいろいろなタグを付けていたので、それらのタグで検索をかけても検索語句が多すぎて結果が出てこない記事が続出したのだ。
 今回はかなり控えめにタグを付けたので、とりあえずは関連している外部サイトのリストを出すことに成功した。しかしでてきた「関連している」はずのサイトのリストがいまいちだった。とても「関連している」とまではいえず、「関連している(こともある)」程度の精度しかなかった。それに加えやたら英語のサイトが検索されるのである。
 これは外部サイトの検索にアメリカのヤフーを利用しているためらしかった。日本語での検索にも対応しているのだが、検索の精度はいまいちのようだ。
 なぜわざわざアメリカのヤフーで検索したのかというと、ここの検索はウェブ検索の結果にフィード(RSS)がでて購読できるのだ。グーグルも日本のヤフーもウェブログの検索にはフィードがでるが、ウェブ検索にはでない。以前から管理しているべつのウェブサイトにフィードを利用してウェブログ検索の結果などを表示できるようにしていたので、フィードがでている検索だと表示が楽なのだ。
 それにしても検索結果が思わしくないのでなにか別の方法を考えることにした。

 ウェブログのプラットフォームのワードプレスを2.3にヴァージョンアップしたら、記事にタグを付けることができるようになった。でも、すでに200個くらい記事があるし、ひとつひとつタグを付けるのは面倒だなと思っていたら、複数の記事に一度にカテゴリーやタグを付けられる「Batch Categories」というプラグインがあったので付けてみることにした(なぜこの機能が最初から付いていないのだろう)。
 タグを付けたら、ムバブルタイプにはあった関連した記事を表示する機能を付けたくなって「Related Posts Plugin」を入れた。表示している記事と同じタグをより多く持つサイト内の記事のタイトルが表示される。これを表示していると別のウェブログでは一人当たりの閲覧ページ数が増えた。
 ここまできて以前試したあの機能にもう一度チャレンジしてみる気になった。
 関連している外部サイトの表示だ。
 一番高度なのは記事の全文を解析してキーワードを抽出し、検索をかけることなのだが、そんなものをいちから作る技術は全くない。ウェブのサービスでもぼちぼちその手のものが出始めているようだが、自分がすぐに使えるようなものは探すことができなかった。
 もっと簡単にできないかと、ムバブルタイプの別のウェブログで以前試して失敗した方法をもう一度やってみることにした。

 一年ほど自分のサイトを消し去って、某団体のサイトに専念していたのだけれど、ひさびさに復活させようかという気になった。
 きっかけは作っている某サイトにリンクをしてくれた「ワノヲト ウェブサイト」。彼女が作った美しいサイトで刺激になった。以前から気にかかっていたワードプレスで構築しているということもある。
 自分のコンピューターでワードプレスを動かせればサイトがどんなふうに見えるか確認するのが楽なので、自分のマックにPHP5とMySQL(とphpMyAdmin)をインストールした(ちょっとうまくいかなかったがそれは省略)。[参考にしたサイト:MacOSXでサーバー稼業など]
 ワードプレスはインストールは楽だし、記事を書いたりサイトを変更するたびにムバブルタイプのようにサイトの再構築をしなくていいのはいい。ページづくりも楽だが、細かくカスタマイズするにはphpの知識がないと難しそう。
 ある程度サイトができたところで改めてレンタルサーバーにワードプレスを入れて、以前のウェブログのバックアップをインポートした。画像やリンクのURLを書き直してとりあえず完成。このあとはぼちぼちウェブログの前から作っていた昔のウェブサイトの内容なども入れていく予定。
 某団体のサイトをブロッガーからムバブルタイプに引越した時よりは楽だった。あの時は背中が痛くなって体を動かすのも大変だったが、今回は肩が凝るくらいですんだ。
 サイトの名前を「Simplify, simplify.」に変更したので、デザインもなるべくシンプルにすることに。でも中身にはアクセスしやすくしたいのがなかなか難しいところ。

前略、

 CNET Japanをのぞいていたら、びっくりするものがあった。
 ルービックス・キューブの国際大会のビデオだ。神業、超絶技巧を駆使して最後まで行ってしまう。世界記録はたったの十数秒
 片手だけでやったり、目隠しして数分で6面を合わせてしまうという信じられない光景も見られる。プロ棋士が目隠しして盤面を見ずに将棋を打つというのを見たことがあるが、ルービックス・キューブのほうがすごいんじゃないかと思う。Rubik’s Official Online Siteというのもあった。ここにもビデオあり。
 ルービックス・キューブを最後までやったことのある人はかなりびっくりするはず。

草々

前略、

 最近できたGoogle Videoをのぞいていたら、びっくりするものがあった。
 ゲーム機ニンテンドー64のスーパーマリオ64を16分でクリアするというビデオだ。裏技、神業、ショートカット、超絶技巧を駆使してスターを16個取っただけで最後まで行ってしまう。
 スーパーマリオ64を最後までやったことのある人はかなりびっくりするはず。

草々