アイポッド・タッチをはじめて外に連れだした。ぶらり野良無線LANさがしの旅へ。
野良無線LANとは、公共心あふれる方が、セキュリティ対策を施さずに周辺のみんなに開放している無線LANのこと。
アイポッド・タッチは無線LAN(Wifi)機能をオンにしていると、数秒に一度、周囲にあるアクセスポイントの電波をスキャンし、利用できるものをリストにして表示する。セキュリティ対策が施されているアクセスポイントには南京錠のマークが付き、そうでない野良無線LANなどには付かない。アイポッド・タッチを片手にぶらり散歩をしながらその野良無線LANを探そうというわけだ。
外に出てはじめて分かったが、外は無線LANの電波であふれていた。これまで無線LANには全く興味がなく、使おうと思ったこともなかったから、自分以外の人がこんなにも無線LANを使っているのかとびっくりした。散歩している間中、アイポッド・タッチが無線LANの電波を拾えないということはほとんどなく、多い時は(集合住宅の前などにいくと)一度に十以上のアクセスポイントをリストアップしていた。
もちろんそのほとんどは錠のマークの付いたセキュリティ済みのもので、鍵なしのものは少ない。でも意外と多いのにもびっくり。といっても通信できないほど電波が弱いものがほとんどだった。
そんななかでもいくつかは、道を歩いていても十分な強さの電波があり、セキュリティ対策を全く施しておらず、アクセス可能なものもあった。二時間ほどぶらぶら歩いていて十以上はアクセス可能なポイントがあったのではないだろうか。
あと無線LANと液晶を付けっぱなしにしておくとアイポッド・タッチはバッテリーをかなり早く消耗することが分かった。二時間ほど散歩をしたらバッテリー残量があと20パーセントですというアラートが出た。出る前にも少しは使っていたから付けっぱなしで使えるのは三〜四時間ほどだろうか。ちょっと短いなあ。