プラクソ(Plaxo:読み方)は複数のアドレスブックやスケジュールのサービスやソフトを同期するサービス。
プラクソを導入するまでは、グーグル・カレンダーにスケジュールを入力し、その内容をマックのアイキャル(iCal)で購読して表示し、アイポッド・タッチに同期していた。
これだと、アイポッド・タッチとアイキャルで入力したスケジュールはそれぞれ同期するが、グーグル・カレンダーには反映されない。
プラクソを導入すると、グーグル・カレンダーとアイキャルが同期できる。アイポッド・タッチとアイキャルとグーグル・カレンダーのどれにスケジュールを入力しても同期され、同じ内容になる。これは便利。同じことができるマック用ソフトのスパニング・シンク(Spanning Sync)は有料だが、これは無料サービスでできる。
アイポッド・タッチにはマックとつないで同期しないとアイキャルとグーグル・カレンダーの変更は当然反映されない。これがワイファイ経由で同期できるようになるとかなりすばらしい。あとはプラクソにアイポッド・タッチ/アイフォン用の専用サイトも作ってほしい。
プラクソはこれら以外にもアウトルックや携帯電話などとも同期できるし、もともとはアドレスブックの同期のソーシャルサービスとして始まったらしい。ためしにマックのアドレスブックとメールソフトのサンダーバードのアドレスブックを同期してみた。同期自体はできたが、メールソフト用のアドレスブックはメールアドレスに特化して作ってあったほうが便利そうなので使うの止めて元に戻した。
もうひとつ、アイキャルヴューアー(iCalViewer)もマックに入れると便利。
これはアイキャルのスケジュールをデスクトップに表示するソフト。カレンダーのまま表示するのではなく、デスクトップの左端を現在時、右に行くほど未来としてスケジュールを表示していく。デスクトップの幅で何日分を表示するかも決められる。アイキャルのスケジュールが書かれた四角いボックスが少しずつ現在である左端に動いていく。ほとんど日単位のスケジュールしかない自分のような人より、分単位でスケジュールがある人なんかには特に便利かも。これも機能限定版は無料。
アイポッド・タッチ、アイキャル、プラクソ、グーグル・カレンダー、アイキャルヴューワーの連携ができるようになって、なかなかすばらしい状態だ。これでもっと入力するスケジュールのある忙しい人間になれればもっとよいのだが(ゴミの日の予定を入れているようではね…)。
天気予報(iCal天気 – livedoor 天気情報)やゴミの日はアイキャルだけに入れて同期していない