前略、
JR南武線の鉄橋をくぐると、是政橋が見えてくる。
この是政橋をくぐる部分がほぼ完璧な府中の自転車・歩行者専用道の数少ない瑕瑾。この部分は路面状態が非常に悪い。でこぼこや段差が多くて危険。すぐ近所にある競馬、競艇場でギャンブラーたちが落としていくお金をもう少しだけこの部分に注ぎ込んでほしい。(Google Map)
でもここをすぎればまたすべすべの路面に戻るので、さらに進むと稲城大橋の下をくぐる。河口から29キロのポストがあり、府中市から調布市に入る。
調布市に入ってしばらく行ったところで前半を終了させた。前半の行程約24キロ強。写真を撮り、メモを書き、飲み食いし、休み休みとろとろ滑ったので、12時45分ごろから17時半まで5時間近くかかってしまった。ほとんど歩く速度と変わらないではないか。着くとすっかり夕方になっていた。
後半につづく
是政橋
是政橋をくぐるあたりは路面状況が悪い。
稲城大橋
河口から29キロ
府中市から調布市に入る。
多摩川の夕方
前略、
府中市に入るともうほとんど問題なくなめらかな舗装道路が続いていく。五本松をすぎて、しばらく行くと多摩川沿いにはとても少ないコンビニエンス・ストアがある。ほかではだいたい自動販売機くらいしかないので食料の不足しいる場合は買い足しておこう。
府中四谷橋をくぐり、京王線の鉄橋をくぐり、関戸橋をくぐる。さらに進むと府中郷土の森、市民健康センター運動場があり、JR南武線の鉄橋をくぐる。
府中市は多摩川流域では最も道路の舗装状況のよいところだ。
つづく
五本松。読んだことがないので由来は分からない。
多摩川沿いにあるめずらしいコンビニ。さすがによく繁盛している。
府中四谷橋
関戸橋
JR南武線の鉄橋
前略、
吊り橋を渡り国立市に入ると、道は車道になる。
ここからが河口までの全行程で一番長く自転車・歩行者専用道が途切れる個所だ。1キロ弱はあるだろうか。車道を歩く。狭い車道だから滑ってもそれほど危険ではないだろう。途中に小さな神社がある。途中で右に曲がると川の土手の砂利道に出ることもできる(Google Map)。
中央自動車道の手前で舗装道路が始まる。ここからの舗装状態は非常によい。中央自動車道と石田大橋をくぐってしばらく行くと国立市を出て府中市に入る。
多摩川流域に国立市が占める範囲は非常に狭いにも関わらず、自転車・歩行者専用道の大きな寸断がこの市にあるということは国立市の緑地公園政策の怠慢といえるのではないだろうか。至急の改善を望む。
つづく
吊り橋を渡った後は車道を通らなければならない。
途中にある小さな神社
舗装の復活地点。まっすぐ土手を上流へ行くと砂利道になる。
中央自動車道
石田大橋
前略、
立川市に入り、土手の道から下りると広い河原に出る。中央本線の鉄橋の手前には大きなマンションが建ち、鉄橋をくぐってもさらにグラウンドが続く。
グラウンドが終わったところ、立日橋の手前でちょっと迂回。土手に上り、多摩川に合流する残堀川を少しさかのぼり、歩行者用の小さな橋を渡る。この辺りは石畳やタイル張りになっていてスケートではとても滑りにくい。橋を渡ったら残堀川沿いに下り、立日橋をくぐれば、再び多摩川に合流する(Google Map)。
日野橋をくぐり、立川公園沿いに滑っていくと再度石畳と橋にぶつかる。この橋は吊り橋を模した形になっていて、渡ると立川市から国立市に出る。
つづく
いろいろなスポーツや遊びが行われている広い河原
中央本線の鉄橋
日当たり良好な大きなマンション(裏手は?)
さらにグラウンドが続く。
立日橋の手前でちょっと迂回
石畳はスケートの滑走の敵
立日橋。左のトンネルをくぐる。橋の上はモノレール
吊り橋を渡ると国立市
前略、
福生南公園を出ると昭島市に入る。
昭島市に入ると舗装状態がやや荒くなった。しばらく行くと前半最初の難所があらわれた。土手の道に上るのにS字型に回り込むのだが、いったん坂道を下ってから上る上に、道はヘアピンで幅も狭く、路面はがたがたの最悪の状態。おまけに「マムシに注意」なのでフレームを外して歩いた(Google Map)。
この土手に上ると路面はよくなった。拝島水道橋をくぐり、拝島橋を過ぎると再び舗装が切れた。そこからの遊歩道はアスファルトではないが、土を強固に踏み固めてあったのでスケートで滑ることができた。
数百メートルで舗装が復活。さらに進むと、JR八高線の鉄橋の手前で大神公園グラウンド脇の駐車場を突っ切ることになる。鉄橋をくぐるとくじら運動公園。
その先の多摩大橋をくぐると、また舗装がなくなり土の道に。この未舗装道は結構長く数百メートル歩いた。土手に上ったところから舗装になる(Google Map)。
しばらく行くと昭島市を出て、立川市に入る。
つづく
前半の難所(に全然見えないけど、路面がよくないのでスケートだと大変なのです)
おまけにマムシにまで注意しなければならないのだ。
拝島水道橋
拝島橋。左のトンネルをくぐる。
固められた土の遊歩道。滑走可
舗装復活
大神公園グラウンド脇の駐車場を突っ切る。
JR八高線の鉄橋
工事中の多摩大橋
再び未舗装に
また舗装復活
前略、
多摩橋をくぐるとすぐに多摩中央公園(Google Map)に入ったが、ここも舗装がない。少し歩くと土手に上がる坂道から舗装が復活した。土手に上がるとカッパの銅像があった。
再びなめらかな舗装道路を滑っていき、JR五日市線の鉄橋をくぐる。このあたりからは路面がやや荒かった。
睦橋をくぐる手前で一瞬車道に出て、車道の下のトンネルをくぐると、福生南公園(Google Map)に出る。
この公園には状態のいい舗装道路がずっとついていた。
この公園を出ると福生市から昭島市に入る。
つづく
多摩中央公園に入ると舗装がなくなる。
土手に上がる坂道から舗装が復活
カッパの銅像
JR五日市線の鉄橋
睦橋
睦橋をくぐる手前で一瞬車道に出る。
福生南公園
福生南公園の出口。その先から昭島市
前略、
羽村市から福生市に入った。
しばらく行くと二手に分かれ、下り坂の方を下りると福生かに坂公園(Google Map)に入るが、この公園は舗装されておらず滑れない。この日はウィールの付いたフレームがスケート靴から取り外せるようになっているhypno社のインラインスケートを使っていたので、フレームをはずして歩いた。
公園を出ると再び舗装道路になり、52キロのポスト通過。
永田橋の手前で一般の歩道に出て、橋を通る車道を渡らなければならなかった。再度公園になり、脇を通る状態のいい舗装道路を滑る。さらにいくと福生市営プール(Google Map)の手前で二手に分かれるので、川側の道を行き、多摩橋の下をくぐった。
つづく
二手に分かれた道を下に下りると福生かに坂公園
福生かに坂公園
舗装道路復活
永田橋手前
永田橋を通る車道を渡る。
左が福生市営プール、奥が多摩橋
前略、
インラインスケートで多摩川を滑ってみることにした。何年も前からやろうと思っていたのだが、なかなか腰が上がらなかった。
最初に計画したときに自転車で調査したので、上流は羽村市の玉川上水の取水口のところまでしか行けないのは分かっていた。これより上流には自転車・歩行者専用道がないのだ。
電車でJR青梅線羽村駅まで行って、多摩川へ出る。
取水口からスタート(Google Map)。数十メートルは土で滑れないが、歩行者用の橋のあたりから舗装されていて滑れるようになった。
舗装状態はとてもよく、気持ちよく滑れる。羽村大橋をすぎしばらく行くと、多摩川の河口からの距離、53キロを示すポストがあった。
羽村市を出て、福生市に入る。
つづく
玉川上水の取水口
スタート直後の数十メートルは土で滑れなかった。
舗装道路スタート
羽村大橋
河口から53キロを示すポスト