これでとりあえずレイディオシャークで録音した音声ファイルがネット上のドロップボックスのストレージに保存された。
ネット上のドロップボックスに保存されたファイルはパソコンのウェブブラウザーで閲覧したり、消去したり、ダウンロードしたり、アップロードしたりできる(ほかにもいろいろできる)。
さらにアイポッド・タッチ/アイフォンのウェブブラウザーでもドロップボックスのサイトを開けばファイルを閲覧できる。さきほどの音声ファイルを表示させてタップすれば、パソコンで録音したラジオの音声をワイファイ経由でストリーミング再生できる。
ドロップボックスのアイポッド・タッチ/アイフォンサイトは当初、音声ファイルを再生できなかった。そこでサポートフォーラムの機能リクエストに書き込んでお願いしたらすぐに改善されてできるようになった。ほんとは.m4bファイルも再生できるようにお願いのだが、それはまだできていないようだ。なのでレイディオシャークの保存形式は「bookmarkable」だとだめ。(つづく)
次善の策を三つ思いついたので試してみた。
一つ目。アプリケイションをログイン項目に入れた。こうすれば録音した後、マックを(再)起動したときに音声ファイルがドロップボックスの同期フォルダーに移動する。
問題点。ただでさえログイン項目が多いので起動したときの処理が重くなって、まともに使えるようになるまでに時間がかかってしまう。
二つ目。システム終了項目に入れた。といってもOS Xにはないので、アップルスクリプトでアプリケイションを実行した後にシステム終了するというのを作って、ドックに登録してみた。
問題点。マック内のファイルの移動は問題ないが、そのあとにネット上にアップロードされるまで待ってると時間がかかってしまう。ファイルの重さによってはアップロードの時間も違う。ファイルの移動の後、すぐにシステム終了してしまうと、次に起動した後にアップロードが始まって処理が重くなる。
三つ目。アイキャルはログイン項目に入っていて常に起動しているので、こいつにスケジュールを組んでアプリケイションを定期的に起動させる。6時間おきくらいに自動的に起動するようにしてみた。
どれも一長一短があるのだが、とりあえず、いまはこれにしてある。
あ、四つ目、速いマシンを買えば、こんなことはしなくてよい…。
(つづく)
レイディオシャークの音声ファイルの保存場所をドロップボックスの同期フォルダーの中にすれば、レイディオシャークが録音した音声ファイルはできた尻からネット上のドロップボックスのストレージに同期される…。
…はずなのだが、うちのマックは8歳の誕生日をめでたく迎えた非力なG4キューブなので、レイディオシャークの音声ファイル作成とドロップボックスのアップロードが同時に動き出すとレイディオシャークの動作に必要なパワーが足らなくなって音が飛んでしまうのだった。
困った…。レイディオシャークとドロップボックスを同時に動かせない。
レイディオシャークの保存場所を元に戻す。なんとかレイディオシャークが録音を終えた後に音声ファイルをドロップボックスの同期フォルダーに移動させなければならない。もちろん手動は面倒くさい。
レイディオシャークの音声ファイルをドロップボックスの同期フォルダーに移動させるために、オートメーターを使うことにした。
ファイルを移動させるワークフローを作った。これをアプリケイション形式で保存して、起動させればファイルがドロップボックスの同期フォルダーに移動して、アップロードされる。
レイディオシャークが録音を終えた直後にこのアプリケイションを自動的に実行できればいいのだが、いい方法が思いつかなかった。
次善の策を三つ思いついたので試してみた。
(つづく)
ドロップボックスが話題ですね。ネットにつながっている複数のパソコンのフォルダーとネット上のストレージを全部同期してしまうサービス。
これとアイポッド・タッチ(またはアイフォン)とレイディオシャーク(パソコン用ラジオ)を組み合わせれば、ソニーのロケーションフリーのラジオ版みたいなラジオサーバーが構築できるんじゃないかなと思ったのでやってみた。
レイディオシャークの初期設定で、まず保存形式の「bookmarkable」ははずしておく。こうすれば.m4aファイルになる(bookmarkableファイルの.m4bだとあとで困る)。
で、音声ファイルの保存場所をドロップボックスの同期フォルダーの中にすれば、レイディオシャークが録音した音声ファイルはできた尻からネット上のドロップボックスのストレージに同期される。簡単だ…。
(つづく)
あなたといっしょにいるおかげで
わたしは急な病にかかっても
野良では考えられなかった医療サービスを受け
命を長らえてこられた
いくら感謝してもしたりないくらいだ
しかしだからといって病気にもなっいてない
痛くもない体にメスを入れられるのを我慢する理由にはならない
わたしのためなどというおためごかしはやめてほしい
わたしにいわせればあなたがたの個体数はすでに十分多すぎるのだから
あなたがたにこそその「強制的な施術」が必要なのではないだろうか
(いぬの十戒より抜粋)
「乳母車」っていいかたは古くさい?
ああ、確かに…。かっこいいとは言い難いね…。
じゃあ、なんて呼ぶの?
え? なに? ベビー…なに?
カー? ベビーカー? ベビーカー??
また始まったか…。なんだよ、その見るからにうさんくさい言葉。
なんの疑いもなくよくそんないんちき日本語っぽい単語を口から吐けるね…。
Baby Carだよ。Baby Car! これはちゃんとした英語じゃないんじゃないかなあとか、少しは疑問に思わんか?
うばぐるま 乳母車
《米》 a baby carriage [buggy]; 《英》 a pram; 《fml》 a perambulator
乳母車を押して行く wheel a baby carriage.
べつに「ベイビーバギー」とか「ベイビーキャリッジ」とか「プラム」って呼べっていってるんじゃないよ。「乳母車」っていうちゃんとした単語があるんだから。
さらにいえば「乳母車」って呼べともいってないよ。「ベビーカー」でいいよ。定着した日本語なんだから。
でも「乳母車」って聞いて、さっき笑ったろ。
で、なんだって。「乳母車」じゃなくて「ベビーカー」だって?
それはない。
井上ひさしの「國語元年」の著者あとがきを読んだら、言葉は生きている、変化している、という文脈の中で、「とても」ということばは本来否定の意味が伴う言葉だった、と書かれている。
「とても我慢できない」という使い方は正しく、「とてもおかしい」といういいかたは誤用とされていた。
とても[副]
1. どんなにしても。とうてい。「—出来ない」「—だめだ」
2. 程度が大きいこと。たいへん。とっても。「—いい」「—きれいだ」▽「迚も」と書いた。「とてもかくても」の略で、本来は、下に必ず直接的・間接的に打消しを伴った。
大正末期、芥川龍之介はエッセイの中でたびたびこの誤用について触れている。
「とても」
「とても安い」とか「とても寒い」とか云ふ「とても」の東京の言葉になり出したのは数年以前のことである。勿論「とても」と云ふ言葉は東京にも全然なかつた訳ではない。が、従来の用法は「とてもかなはない」とか「とても纏まらない」とか云ふやうに必ず否定を伴つてゐる。
続「とても」
肯定に伴ふ「とても」は東京の言葉ではない。東京人の古来使ふのは「とても及ばない」のやうに否定に伴ふ「とても」である。近来は肯定に伴ふ「とても」も盛んに行はれるやうになつた。たとへば「とても綺麗だ」「とてもうまい」の類である。
大正時代にはすでに「とても+肯定」使われていたが、まだ違和感を持つ人が多かったらしい。百年ほど経ち、ぼくを含め、誤用(だった)ということは忘れ去られている。
同じことが現在進行形なのが「全然+肯定」だろう。
「全然大丈夫」といういいかたにはぼくでも違和感があるのだが、この誤用ももう五十年ほど前から使われているらしく、かなり定着してしまっている。ぼくより下の世代だとフツーに使うだろう。ぼくの世代がいなくなるころには誤用でなくなっているかもしれない。
なるほど、それがほぼ百年ということか。
などと思っていたら、さらにどんでん返し。
「全然+肯定」は、意味は少々違うが、かつては使われていたのが、すたれてしまったらしい。
ぜんぜん【全然】[副]
《打消しの言い方や否定的な意味の表現を伴って》まったく。まるっきり。「—読めない」「—だめだ」
すっかり。ことごとく。「心は—それに集中していた」▽打消しを伴わない(2)の使い方は現在文章語としてはほとんど使わない。会話などで「断然」「非常に」の意に使うこともあるが、俗な用法。「—いいね」
PwnageToolでアイポッド・タッチの2.0をジェイルブレイク。
最初にこのツールを使うときに求められるDFUモードは、リカバリーモードとは違うものなのだと認識。
アイチューンズに出てくるアラートは同じ。でも、アイポッド・タッチの画面にコネクターをつなげという絵が出てくるのがリカバリーモード、画面に何にも出てこないのがDFUモード。
やり方もタイミングのビミョーな違いだけ。タイミングが長すぎるとリカバリーモードになってしまう。
そういえば以前にもこれにはまったことを思い出した。ファームウェアの1.1.3から1.1.1に戻すとき(iPod touch ファームウェア周遊旅)にやったのが、これだった。そのときはDFUモードとは思ってなかったけど。
PwnageToolではこうしろとすすめてくる。
・アイポッド・タッチとアイチューンズをつなぐ
・アイポッド・タッチの電源を切る
・アイポッド・タッチのふたつのボタンを両方押す
・そのまま10秒
・上のボタンだけはなす
・そのまま10秒ほどたつとアイチューンズがアイポッド・タッチを認識
・画面になにもでていなければDFUモードになっている
現状、ジェイルブレイクしても入れるソフトがない。
ゲームエミュレーター関係とepwingベースの辞書検索ソフトはほしい。
追伸、あいかわらずぼくは、パワーPCでUSB1.1の古〜いマックでアイポッド・タッチを操っています。
ジェイルブレイクを含め、意外とまだ使えます(もちろん転送速度は我慢できないほど遅いですが)。
[初代 iPod touch でSkypeする。]
アイフォン(正式名称:アイフォーン)OS 2.0をアイポッド・タッチに入れた。
新しいケータイ風日本語入力はケータイ電話を使わない人間にはビミョー。日本語入力のQWERTYキーボードも大きくなって使いやすくなったし、多分使わない。英語入力のときとの見分けがつきにくくなったけど。
そのかわり中国語の手書き入力が使えるかも。
設定のキーボードで日本の漢字に近い中国語の繁体字手書き入力を選ぶと出てくる。
手書きすると、漢字の候補が出てくる。タップして選ぶと入力され、次に入力されると連想される漢字の候補が出てくる。「中」と入れると「心央國華」と候補が出てきた。「華」を選ぶと「民隊路」、「民」を選ぶと「國」が候補に。
「中華民國」
う〜ん、繁体字は台湾(中華民国)で使われている漢字だから当然といえば当然だけど、中国大陸でも売るつもりなら、ないことになっているバーチャルな国名が出てくるのははまずくないか。
それはともかく、フォントも日本語の漢字と変わらないし、まぜて書いても違和感はない。というか中国語入力しても日本語にある漢字だと日本語のフォントで表示されているのかも。
当然だが、漢字以外のひらがな、カタカナはだめ。日本だけある漢字「峠」とかもやはりだめ。
問題はこの手書き入力を使う機会はあるかということなのだが、読みがわかっているなら普通に日本語入力したほうが早い。読みがわからない漢字だったら手書き入力はありかな。